ナワシロイチゴ

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ナワシロイチゴ
Rubus parvifolius 3.JPG
ナワシロイチゴ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: ナワシロイチゴ R. parvifolius
学名
Rubus parvifolius L.
和名
ナワシロイチゴ

ナワシロイチゴ(苗代苺、学名:Rubus parvifolius)とは、バラ科キイチゴ属に分類される植物の一種。別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ[1]

特徴[編集]

ナワシロイチゴの果実(伊吹山

茎は木質化するが、立ち上がらず、他の草の上に覆い被さるように育つ。その茎から出る枝は短く立ち上がる。茎には棘がある。葉は3出複葉、時に5出、あるいは繋がって三裂の場合もある。小葉の葉先は丸く、あらい二重の鋸歯がある。葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。葉裏は白い綿毛を密生する。葉は落葉性。

花は短く立ち上がる枝の先に散房状につく。花は赤っぽい紫だが花弁が小さいので目立たない。苗代の頃に赤い実が熟すため、この名がある。花期は5-6月[1]。日当たりの良いところに生え、雑草的に生育する。赤紫色のをつける。果実は食用になるが、あまりうまくない。(砂糖を加えてジャムにすると甘酸っぱくて美味しい)

分布と生育環境[編集]

日本、朝鮮半島、中国などに分布。畑地や道路脇などによく出現する雑草的低木である。

近縁種[編集]

  • キビノナワシロイチゴ(吉備苗代苺、学名:Rubus yoshinoi[2]

脚注[編集]

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  1. ^ a b ナワシロイチゴ”. 石川県. 2011年9月14日閲覧。
  2. ^ 日本のレッドデータ検索システム(キビノナワシロイチゴ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年9月14日閲覧。

関連項目[編集]