ドゥーチェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ドゥーチェイタリア語: Duce)は、イタリア語で国家指導者を指す称号の一つ。日本では統帥統領の他、総領総統首領とも訳されている。ベニート・ムッソリーニなどが使用した。

語源[編集]

語源はラテン語で「首席、首領」を意味するduxで、イタリア語のduca(公爵)やdoge(ドージェ)などと同源である。

概要[編集]

ドゥーチェの称号は、フィウーメで独立国家を宣言し、その元首を名乗ったガブリエーレ・ダンヌンツィオが使用した。本来は「指導者」の意味で、必ずしも国家元首を表す呼称ではない。ベニート・ムッソリーニファシスト党を結成する前からこのように呼ばれており、後にはファシスト党の党首として、さらには国家の指導者としてもこの称号を使用した。

ドゥーチェの称号は、当時の日本の新聞などでは主に「統帥」と訳されていた。また、戦後の研究では「統領」と表記されることが多い。そのほか、総統、首領、総領と訳されることもある。

ムッソリーニの場合、正式にはイタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世が国家元首であり、ムッソリーニの国政上の地位は首相である。しかしムッソリーニは国王から行政権のみならず軍事指揮権も委任されたことにより、国家元首に匹敵するような強大な権限を行使して独裁政治を行った。

同時期のアドルフ・ヒトラーに使われた呼称のFührer(フューラー、指導者の意味、日本では通常「総統」と訳される) に相当する。

関連項目[編集]

執筆の途中です この「ドゥーチェ」は、イタリア歴史関連の書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。(PJイタリア/P:イタリア