ジャイアントデスストーカー

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ジャイアントデスストーカー
ジャイアントデスストーカー Parabuthus transvaalicus
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: クモ綱 Arachnida
: サソリ目 Scorpiones
: キョクトウサソリ科 Buthidae
: Parabuthus
: ジャイアントデスストーカー P.transvaalicus
学名
Parabuthus transvaalicus Purcell, 1899
英名
Giant Deathstalker

ジャイアントデスストーカー英語: Giant Deathstalker)は、サソリ目キョクトウサソリ科に属するサソリの一種。

概要[編集]

背中に幼虫を乗せて守るジャイアントデスストーカー

体長約110mmの中型のサソリで、アフリカ南部砂漠など乾燥地域に生息しており、その事から別名「サウスアフリカンジャイアントファットテールスコーピオン」とも呼ばれる[1]

他のサソリ同様活発な性格で、尻尾毒針昆虫などを殺傷し捕食するのだが、本種はそれに加えて毒針の先から毒液をスプレーの様に噴射する事ができ、中には1m近くまで毒を飛ばした個体もいるのだという[2]

また、本種のアルチトキシンという非常に強力な物で、刺されれば神経麻痺し、に至る事もある[3]

孵化した後は親が幼虫背中に乗せて守り、2〜3週間後に子供は親を離れるという[4]

脚注[編集]

  1. ^ 出典”. あーす研究室. 2021年12月6日閲覧。
  2. ^ 出典”. 毎日毒虫. 2021年12月6日閲覧。
  3. ^ B. Inceoglu, J. Lango, I.N. Pessah, B.D. Hammock. Three structurally related, highly potent, peptides from the venom of the Parabuthus Transvaalicus possess divergent biological activity. Toxicon 45 (2005) 727-733.
  4. ^ 出典”. 萌萌虫雑記帳 (2014年1月2日). 2021年12月6日閲覧。