背中
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ヒトの背中のイラスト
背中(せなか)とは、高等動物の胴の表面の内、胸や腹と反対側、すなわち、脊柱(背骨)が通っている側の、半面のことある。特にヒトの場合には、胴のくびれ、すなわち腰よりも下の部分は尻と称して区別する。ヒトにとっては腹と違い直接目で見ることが難しい部分であるため、背中には裏側のニュアンスがある。背(せ)とも言うが、背には刃物の「背」のように、転用された表現も多い。一方で身長のことも背と言うが、このときは俗に「せい」と発音することがある。
背中側は進行方向の反対側である。這う姿の動物の場合も、下向きに四肢をのばし、前方に進むものであるから、四肢も感覚器も前か腹方向に使うようになっている。そのため、背中側は四肢が曲がりにくく、また感覚器で探知しづらい方向となっている。たとえば背中に「変なことを書いた紙」を貼留といういたずらはこれを利用したものである。
また敵の攻撃を受けた場合には背中は守りづらい方向である。そのために大木や壁を背面にすることがある。ネコは攻め込まれると仰向けになり、四肢をすべて攻撃に使える姿勢をとる。
逆にこの背を強化して防御する方向に進化した例も多い。
なお、江戸時代の武士道では背中を切ることは卑怯とされ、また背中を切られることは敵に背を向けた、すなわち逃げようとしたことを意味するとして恥とされた。
[編集] 接続する部分
[編集] 慣用表現
- 背を向ける
- 背中を押す
- 背に腹は替えられぬ
- 背中を見て育つ - おやじの背中
- 背中を流す

