ショパンのエチュードによる練習曲
| クラシック音楽 |
|---|
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| 作曲家 |
| ア-カ-サ-タ-ナ ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
| 音楽史 |
| 古代 - 中世 ルネサンス - バロック 古典派 - ロマン派 近代 - 現代 |
| 楽器 |
| 鍵盤楽器 - 弦楽器 木管楽器 - 金管楽器 打楽器 - 声楽 |
| 一覧 |
| 作曲家 - 曲名 交響曲 - ピアノ協奏曲 ピアノソナタ ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンソナタ チェロ協奏曲 フルート協奏曲 弦楽四重奏曲 - オペラ 指揮者 - 演奏家 オーケストラ - 室内楽団 |
| 音楽理論/用語 |
| 音楽理論 - 演奏記号 |
| 演奏形態 |
| 器楽 - 声楽 宗教音楽 |
| イベント |
| 音楽祭 |
| メタ |
| ポータル - プロジェクト カテゴリ |
『ショパンのエチュードによる練習曲』(英語:Studies on Chopin's Études)は、ショパンの練習曲集をレオポルド・ゴドフスキーが編曲もしくは改作して作り出した曲集と、その個々の53の楽曲のこと。ショパンのエチュードは、作品番号のない3曲を含めても、全部で27曲しかない。それなのにゴドフスキーの練習曲で原曲の倍近い数にのぼっているのは、1つの原曲からいくつもの翻案が導き出された場合があるためである(以下、ショパンの原曲をエチュード、ゴドフスキー版を練習曲というように、便宜上呼び分けることにする)。なお、ショパンの作品25-7のみ編曲されていない(構想はされたが出版には至らなかった)。楽曲の数は53曲だが、通し番号は48番までしかない。これは、自身が編曲したものをさらに応用した曲には、同作品番号に記号を付け足しているためである。
おそろしく演奏の至難なことで知られ、音楽評論家のハロルド・ショーンバーグは「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評している。
[編集] 構成
主に左手の技巧鍛錬を目的に作られており、編曲されていない作品25-7を除く全てのエチュードに、声部の入れ替えなどによる左手のための編曲がなされている。このうち作品25-6、作品25-8、作品25-11《木枯らし》、新しい3つの練習曲第3番を除くエチュードには、左手のみで演奏するための編曲も施している。
ショパンの作品10-2による練習曲Op.10-4番「鬼火(ラテン語:Ignus Fatuus)」は、原曲の声部を左手で演奏し、右手は三連符で左手に追走する複雑なリズムで構成され、《別れの曲》や《革命のエチュード》には、左手のみで演奏するための版がある(あまつさえ後者は、半音上に移調されて、技術的な要求がいっそう増している)。第47番「おふざけ(Badinage)」と題された練習曲では、変ト長調の2つのエチュード、すなわち《黒鍵》作品10-5と《蝶々》作品25-9の旋律を同時に演奏するという趣向が見られる。
[編集] 演奏
下記の全曲演奏以前には、ヴラディーミル・ド・パハマン(1912年録音の左手用の『革命』、同曲集からの最古の録音と思われる)、ゴドフスキー自身に師事したホルヘ・ボレット(7曲、ショパンのワルツの編曲も含む。ユニバーサルミュージック。下記参照)や、右手を痛めていた時期に左手用の作品を演奏していたミシェル・ベロフ(左手用の7曲、EMI)が抜粋の録音を残している。
今のところ全曲録音を制覇したピアニストは、カルロ・グランテとフランチェスコ・リベッタあるいはマルカンドレ・アムランの2人のみである。驚異的な演奏技巧という点においてアムランを凌駕しえる者はいないであろうが、(ジョイス・ハットーによる音源の盗用でかえって有名になった)グランテの演奏は、重厚感ある響きと相俟って、聴き手を圧倒する。ホルヘ・ボレットは部分的にしか録音していないものの、きらめくような音色と老練な演奏技巧によって、時としてアムランを凌ぐほどの美しい仕上がりを誇る。ゴドフスキーの娘婿であるデヴィッド・サパートンの50年代に録音した選集は、曲によってはアムランを凌駕するキレを見せつける(本来なら、彼自身が完璧と認めた1940年録音の選集が存在するはずだが、第二次大戦開始により破棄された)。ジェフリー・ダグラス・マッジの録音は、音質と演奏技巧において、以上の4人に比べるとやや見劣りがするのは否めない。日本では、覆面ピアニスト、ミヒャエル・ナナサコフによる「譜面を忠実に再現した演奏」も話題を呼んだ。また、近年ではボリス・ベレゾフスキーが53曲の内11曲を録音している。
