シャーリー・テンプル (カクテル)

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シャーリー・テンプル

シャーリー・テンプルはレモン・ライム・ソーダがベースで、これにグレナデン・シロップを加えたノンアルコールカクテルである。

概要[編集]

1930年代に禁酒法が廃止になり、家族づれでお酒が飲めるようになった時に、親がお酒を飲んでいるとき、子供たちが飲めるようにと発明されたソフト・ドリンクである。チェリーとレモンあるいはオレンジのスライスで飾りつけるこのカクテルは子供が大人とカクテルを飲む経験を共有するためによく作られる。ただし、アメリカでは、シャーリー・テンプルにウオッカを加えたダーティ・シャーリー等、アルコールを加えたレシピも存在する。また、京都を中心に、関西ではクレーム・ド・カシスにオレンジジュース、グレープフルーツジュース、乳酸菌飲料、ソーダ、トニック、コアントロー等、様々なカシスベースのレシピが一般的であり、通常オーダーするとカシスベースのものが出てくる。

このカクテルの名前は、1930年代の有名な子役女優 シャーリー・テンプルにちなんだものである。シャーリー・テンプル自身は、自分の名前が勝手に酒場で使われるようになったことに、違和感を覚えていたようである。

なお、レモンライム・ソーダの代わりにコカコーラを使って黒い色にしたものを、シャーリー・テンプルの結婚後の姓ブラックとかけてシャーリー・テンプル・ブラックと呼ぶ。シャーリー・テンプル・ブラックにアルコールを加える場合は、コカコーラの代わりにカルーアを使う。また、ジョニー・ウォーカーの黒を使うレシピもある。

その他の作り方[編集]

  • ジンジャーエールまたはソーダ水がレモン・ライム・ソーダの代わりに使われた。
  • 別種のシャーリー・テンプルはレモン・ライム・ソーダの代わりにジンジャーエールとオレンジ・ジュースを使用する。
  • レモン・ライム・ソーダで作られたものは子供向けカクテル(Kiddie Cocktail)と呼ばれることもある。
  • 京都を中心とした地域ではアルコール入りの違うレシピがメジャー。[1]