シャハブ6 (ミサイル)

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シャハブ6とは、保持ないし開発している疑惑があるイラン長距離弾道ミサイルである。

概要[編集]

1997年に当時のイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフによって初めて報告された。しかし、2008年現在、シャハブ6が試射されたという報告は無い。

イスラエル情報部によると、射程は約3000~5000kmであるとのことである。

また、いくつかの情報では、開発が完了するならば最大で約10000kmの射程を持つ事になるという。これは、アメリカ合衆国の東海岸一帯、ならびにヨーロッパ全域を射程内に収めることになる。

未確認情報では、シャハブ6はロシアの援助によって、ロシアのエネゴマシュ(Energomash)社のRD-216エンジンを搭載するという。

開発[編集]

初期のイランのミサイルと同様にシャハブ6もロシアのミサイル技術と同様に北朝鮮の技術も取り入れていると見られる。2007年時点においてシャハブ6が製造又は試験されたという報告はない。その為、ネタニャフによる国際的なプロパガンダであるとの見方もある。

能力[編集]

信頼できない推定によるとシャハブ6の能力は存在する。シャハブ5は北朝鮮のテポドン2号を元にしておりその仕様はテポドン2号を凌駕する。イスラエルの情報機関によるとシャハブ5とシャハブ6の射程は3,000–5,000kmであると見られる。[1][2]複数の報告によるとシャハブ6の最大射程は10000kmでアメリカの東海岸をヨーロッパやアジアやアフリカ同様に射程内に収める。[3]3段式のロケットで貯蔵された推進剤による液体燃料による1段目と2段目と固体燃料ロケットの3段目で構成される。ロシアからのエネゴマシュ製のRD-216エンジンの技術が使用される可能性がある。[3]

派生機種[編集]

シャハブは1988年から現在まで運用されるイランのミサイルの分類名でシャハブ1から6まで6機種ある。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ Cordesman, Kleiber, p. 151
  2. ^ Cordesman, Al-Rodhan, p. 401
  3. ^ a b Cordesman, Al-Rodhan, p. 400
  • Cordesman, Anthony H.; Kleiber, Martin (2007). Iran's Military Forces and Warfighting Capabilities: The Threat in the Northern Gulf. Greenwood. ISBN 9780313346125. 
  • Cordesman, Anthony H.; Al-Rodhan, Khalid R. (2007). Gulf Military Forces in an Era of Asymmetric Wars. Greenwood. ISBN 9780275992507.