オオスベトカゲ

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オオスベトカゲ
Chioninia coctei.jpg
保全状況評価[a 1]
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 EX.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : スキンク下目 Scincomorpha
: トカゲ科 Scincidae
: Macroscincus
: M. coctei
学名
Macroscincus coctei
(Duméril & Bibron, 1839)

オオスベトカゲMacroscincus coctei)は、有鱗目トカゲ科に分類されるトカゲ。

分布[編集]

大西洋カーボベルデ諸島の一部であるブランコ島ラソ島に生息していたが、すでに絶滅した。

形態[編集]

全長60cm、体色は淡黄色で、茶とオレンジのまだらがあった。夜行性で、植物種子を主に食べていた。大きさは普通のスベトカゲの二倍もあり、もっとも中生代の先祖に近いトカゲとも言われていた。

人間との関係[編集]

もともとブランコ島もラソ島も地図にも載らないような小島でほとんど利用されていなかった。しかし、1833年囚人が30人流されてくると事情は変わった。流刑者は自給自足生活を余儀なくされ、オオスベトカゲの肉がおいしいことに気づいたのである。さらに腹の脂肪が傷薬としてよく効くことも分かった。オオスベトカゲから採った傷薬は輸出されるまでになった。小さな島だけに住むトカゲが生き延びられるはずはなかった。1940年に目撃されたのを最後に、オオスベトカゲは絶滅した。現在6体の標本が残っている。

外部リンク[編集]

  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • World Conservation Monitoring Centre 1996. Macroscincus coctei. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.