エノク (カインの息子)
エノク | |
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 『エノクという町を建てたカイン』ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト | |
| 親 | アワンとカイン |
エノク（ヘブライ語: חֲנוֹך Ḥanōḵ、英語: Enoch[ˈiːnək]）は、旧約聖書の『創世記』に登場する人物。カインの息子、アダムの孫で、イラドの父親。 カインが弟アベルを殺した罪により追放された後、辿りついたノドの地で妻を知って生まれた子がエノクである。カインはまた、ノドの地で建てた町を息子の名にしたがってエノクと名付けた。（『創世記』4:16, 17）
『ヨベル書』 4:9 によれば、エノクの母/叔母はカインの妹であるアワンである[1]。
なお、ノアの祖先であるエノクとは別人である。
系図[編集]
| アダム | エバ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| カイン | アベル | セト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エノク | エノシュ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| イラド | ケナン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| メフヤエル | マハラルエル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| メトシャエル | イエレド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| アダ | レメク | ツィラ | エノク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤバル | ユバル | トバル・カイン | ナアマ | メトシェラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| レメク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ノア | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| セム | ハム | ヤフェト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚注[編集]
- ^ 村岡崇光 訳『聖書外典偽典 4巻 旧約偽典 2』教文館、1998年、34-35頁。ISBN 9784764219045。
参考文献[編集]
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