エコール・サントラル・パリ

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エコール・サントラル・パリ(École Centrale Paris)は、フランスの工学・技術系エリート養成のための高等教育機関で、グランゼコールのひとつ。略称 ECP。入学選抜試験は超難関で、エコール・ポリテクニークパリ国立高等鉱業学校とともに、理工学・技術系のトップクラスに位置する[1][2]。特に企業との結びつきが強い。エコール・セントラル・パリや、パリ中央学校、パリ中央工芸学校などとも呼ばれる。正式名称はÉcole Centrale des Arts et Manufactures。当初はエコール・サントラル・パリ1校であったが、現在は拡大し、エコール・サントラルフランス国内にパリリヨンリールナントマルセイユの5校あり、エコール・サントラル・グループとなっており、エコール・サントラル・パリはその内の1校という位置づけになっている。

幅広い知識を身につけたエンジニアいわゆるジェネラリストの養成を目的とし、入学後2年間は専攻を持たず、数学物理化学生物工学経済などの広い分野を習得する。また、企業での研修にも重点が置かれている。修了年限は3年であるが、研究も盛んであり博士課程(エコール・ドクトラル)を持っており、研究者を志す学生は博士課程へ進学することも可能である。

在学生および卒業生はサントラリアン(Centralien) と呼ばれている。

1829年にアルフォンズ・ラヴァレを主とし、ペクレ数で知られる物理学者のウジェンヌ・ペクレや化学者の分子量測定のデュマ法で知られるジャン=バティスト・デュマ、エミール・オリヴィエらにより設立。当初はパリ市内(第3区)にあったが、現在はパリ郊外(Châtenay-Malabry)にある。

なお、多くの映像のコーデックファイルフォーマットをサポートしていることで、現在世界中で広く使われているフリーのメディアプレーヤーであるVLCメディアプレーヤー(VLC media player)はエコール・セントラル・パリの学生らによって開発されたものである。

歴代の著名な教授[編集]

著名な出身者[編集]

ノート[編集]