エコウィル

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エコウィルECOWILL)とは、家庭用コージェネレーションシステムの愛称である。

目次

[編集] 概要

都市ガスLPガスを燃料とするガスエンジンで発電を行い、その際に発生する排熱を給湯などに利用する家庭用コージェネレーションシステムで、「エコウィル」はその愛称である。電力各社オール電化ガスの市場を侵食している事に対抗し、逆に電気の市場にガスが乗り込む格好になっている。ガス会社ではオール電化と比べ、常時即座に大量の熱湯を供給可能な事、電気使用量が減り光熱費の削減を図れる事、発電時の排熱を有効利用するため、二酸化炭素排出量が少なく環境に優しい事をPRしている。

エコウィルは、ノーリツ長府製作所などが製造する給湯器ユニットと、本田技研工業が供給する発電機ユニットからなるシステムで、各ガス会社より販売されている。過去に「省エネ大賞」会長賞(平成15年度)、エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(平成16年度)などを受賞している。

[編集] メリット・デメリット

  • メリット
    • 発電で発生した排熱を直接有効利用できるため、排熱を利用しない火力発電原子力発電と比べてエネルギー利用率が高い(エコウィル92%、火力発電37%)[1]
    • 自宅で発電をするため、送電ロスがほぼない。
    • ガス会社によっては、専用料金メニューを用意しておりガス料金の割引を受けられる。
    • 発電した分、電気使用量が減る(年間約40%削減[2])ため、電気料金が安くなる。
    • 補助熱源機を組み合わせて使用するため、湯切れの心配がない。
    • 補助金制度がある。2009年度の補助金を比較すると、エコキュート42,000円、エコジョーズ22,000円に比べ、エコウィルは124,000円と多くの補助金が出る。
  • デメリット
    • 発電時の排熱で貯湯タンク内のお湯を温めるシステムであるため、貯湯タンク設置スペースが必要。
    • ガス給湯器と比べると初期費用が高い(1機あたり約80万円)。しかし、エネファーム(1機あたり300万円前後)に比べると大幅に安い。
    • 一定期間ごと(6,000時間または3年間のいずれか早い方)に定期点検が必要。
    • 貯湯タンクのお湯が沸ききると発電を止める仕組みのため、お湯の使用量が少ない季節は発電量が減少する。
    • 発電できる電力は最大でも1kW(1,000W)程度。
    • 停電時には発電できない。

[編集] 補助

住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業の対象となるため、導入にあたって国からの補助金を受けることが出来る。 また一部の地方自治体では導入にあたっては補助金あるいは助成金を受けられる。

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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