ウィングナット・フィルムズ

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ウィングナット・フィルムズ
現地語社名
WingNut Films, Inc.
種類
公開会社
業種 Motion picture
設立 1987年2月14日 (独立した一映画会社として)
2003年3月17日 (株式会社として)[1]
創業者 ピーター・ジャクソン
Michael Stephens
本社
主要人物
Michael Stephens
Peter Jackson
Fran Walsh
製品 The Lord of the Rings

ウィングナット・フィルムズ: WingNut Films)は、ニュージーランドのウェリントンを拠点とし、ハリウッドアメリカ)、ロンドンイギリス)、メルボルンオーストラリア)にもオフィスを持つニュージーランドの映画製作会社。特に『ロード・オブ・ザ・リング』では、ピーター・ジャクソン監督と組んで製作を担当した。また、イングランドパインウッド・スタジオでも製作を行っている。

社歴[編集]

ウィングナット・フィルムズは、ピーター・ジャクソンのほぼすべての作品に関わっている。同社は、J・R・R・トールキン同名の古典的なファンタジー小説を基にしたジャクソン監督の映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの製作に携わっている。シリーズ3作目『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は、アカデミー賞で作品賞や監督賞など11部門を受賞した。また、ギレルモ・デル・トロ監督は降板したが、『ホビット』シリーズにも関与している。

映画[編集]

ブレインデッド訴訟[編集]

ジャクソン監督が1992年に製作したコメディホラー映画『ブレインデッド』が訴訟の対象となった。「Bradley v WingNut Films Ltd [1993] 1 NZLR 415」の中で、『ブレインデッド』に原告の家族の墓石の写真が写りこんでいることで原告のプライバシーを侵害したと主張された。Gallen裁判長は、プライバシーに関するニュージーランドの司法当局を検討した後、次のように述べている。「ニュージーランドの現在の状況は、...この国にそのような不法行為が存在し、その概念が少なくとも議論可能であることを控訴院が受け入れていることを支持する3つの強力な声明が高等裁判所にある」。この訴訟は、ニュージーランドでプライバシー侵害を不法行為とする法律が導入されるきっかけとなった一連の事件の一つである[4]

参照[編集]

出典[編集]

  1. ^ WINGNUT FILMS PRODUCTIONS LIMITED :: OpenCorporates”. 2013年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。
  2. ^ WingNut Films - IMDbPro”. 2017年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月5日閲覧。
  3. ^ Sir Peter Jackson's next film will be Mortal Engines”. 2021年11月2日閲覧。
  4. ^ Privacy in New Zealand case law - [1994] PLPR 32; (1994) 1 PLPR 48”. Austlii.edu.au. 2012年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月21日閲覧。

外部リンク[編集]