ことわざパロディ

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ことわざパロディとは、ことわざをもじって、面白く、可笑しくしたものである。

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[編集] 概要

もともとがリズムを持った口調のよい言葉なので、その良さと言葉の置き換えによる意味の変化、あるいはその内容の変さが笑いに繋がる。漫才コントで使われる他、新聞記事の見出し等に使われることもある。

1960年代には日本SF作家の間でも流行った」と筒井康隆が記しており、その時の産物のひとつ『狂気の沙汰も金次第』は彼の作品中にも何度か使われている。ちなみに、星新一のそれが秀逸であった由[要出典]

2008年に発刊された文藝春秋の日本語特集号では、詩人森真紀が創作したことわざパロディが紹介されている[1]。なお、森真紀はことわざパロディの専門書である『悪妻盆に返らず』(まどか出版2004年)、『日本語ごっこ』(まどか出版、2005年)も執筆している[1]

[編集] ことわざパロディの例

  • 泣く子は目立つ(泣く子は育つ)
  • 雨降って地崩れる(雨降って地固まる)
  • 腐ったら生ゴミ(腐っても鯛)
  • 腐ってもったいない(腐っても鯛)
  • 犬も歩けば猫も歩く(犬も歩けば棒に当たる)
  • 親しき仲にも借用書(親しき仲にも礼儀あり)
  • 石橋を叩いて壊す・石橋を叩いて割る・石橋を叩いて崩す(石橋を叩いて渡る)
  • 知らぬが馬鹿(知らぬが仏)
  • 東大最も遠し・東大デモクラシー(灯台下暗し)
  • 泣き面にハンカチ・泣きっ面の親父(泣きっ面に蜂)
  • 花より現金(花より団子)
  • 寄らば大企業(寄らば大樹の陰)
  • 苦節3秒(苦節三年)
  • 井の中の井戸水(井の中の蛙)
  • 蛙の子はおたまじゃくし(蛙の子は蛙)
  • 瓜のつるには瓜がなる(瓜のつるには茄子はならぬ)
  • とんびが卵を産む(とんびが鷹を産む)
  • ちりも積もればじゃまとなる(ちりも積もれば山となる)
  • 中学にも3年(石の上にも三年)
  • 早起きは3分の損(早起きは三文の徳)
  • 備えあれば嬉しいな(備えあれば憂いなし)
  • 天才は忘れた頃にやってくる(天災は忘れた頃にやってくる)
  • 天災と逃げ馬は忘れた頃にやってくる(天災は忘れた頃にやってくる)[2]
  • 椅子の上にも怨念(石の上にも三年)
  • 海老で海老を釣る(海老で鯛を釣る)
  • 鬼の目にも目やに(鬼の目にも涙)
  • 可愛いのなら無理をさせるな(可愛い子には旅をさせよ)
  • 触らぬ神に見捨てられ(触らぬ神に祟りなし)
  • 孫にも衣装(馬子にも衣装)
  • 急がば2,3回回れ(急がば回れ)
  • 案ずるより横山やすし(案ずるより産むが易し)
  • 住めば都はるみ(住めば都)

※括弧内はもとになったことわざ

作品タイトルでは、『花より男子』(花より団子)、『渡る世間は鬼ばかり』(渡る世間に鬼はなし)などがある。

なお、元になることわざがなくても、たとえば「赤信号、みんなで渡れば怖くない」(ツービート)などはことわざの形を踏襲しつつ内容は異質な物なので、この範疇に含まれるであろう。ちなみに、これをさらにもじったものに森毅の「一人で渡れば危なくない」がある。

[編集] ことわざパロディを扱った書籍

  • 『にせニセことわざずかん』荒井良二、のら書店、2004年 ISBN 493112920X
  • 『日本語ごっこ―ことわざウラ世界 特上』森真紀、まどか出版、2005年 ISBN 4944235267
  • 『新迷解 ポケモンおもしろことわざ』-ことわざの動物名などをポケモン名に当てはめたもの。げゑせんうえの、あさだみほ、篠崎晃一、小学館、2006年 ISBN 4092271034
    • 『新迷解 もっと!ポケモンおもしろことわざ』、げゑせんうえの、あさだみほ、篠崎晃一、小学館、2011年 ISBN 978-4092271555(『新迷解 ポケモン〜』の続編)
  • 『適当男のカルタ〜純次のことわざブック〜』高田純次、青山出版社、2007年 ISBN 9784899980841

[編集] 脚注

  1. ^ a b 森真紀「悪妻盆に返らず - ことわざパロディの愉しみ」『文藝春秋SPECIAL』季刊秋号2008年No.6、文藝春秋、116-117頁。
  2. ^ 競馬の格言の一つでもある。一例:【訃報】サニーブライアン - 競馬サロン ◇ ケイバ茶論。
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