コンテンツにスキップ

「ボルナ病」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
関連文献+1
7行目: 7行目:
*日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 [[文永堂出版]] 2001年 ISBN 483003162X
*日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 [[文永堂出版]] 2001年 ISBN 483003162X
*清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 [[近代出版]] 2002年 ISBN 4874020747
*清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 [[近代出版]] 2002年 ISBN 4874020747

==関連文献==
*{{Cite journal |和書|author=朝長啓造|authorlink=|title=ボルナウイルス|date=2012|publisher=日本ウイルス学会|journal=ウイルス|volume=62|issue=2|doi=10.2222/jsv.62.209|pages=209-218|ref= }}


{{DEFAULTSORT:ほるなひよう}}
{{DEFAULTSORT:ほるなひよう}}

2018年9月2日 (日) 08:29時点における版

ボルナ病: Borna disease)とはモノネガウイルス目(en)ボルナウイルス科ボルナウイルス属に属するボルナ病ウイルス感染を原因とするウマヒツジ感染症。ボルナ病ウイルスはウマやヒツジのほかにウシネコイヌなどに感染する。ウマの場合、急性型では数週間の潜伏期間の後に、微熱知覚過敏、行動異常などを示し、痙攣麻痺などに発展し、約80%が死亡する。病理学的には非化膿性脳炎を示し、小動脈周囲性に高度なリンパ球マクロファージ形質細胞浸潤が認められる。また、海馬における神経細胞の核内、まれに細胞質内に好塩基性封入体Joest-Degen小体)が認められる。慢性型では特徴的な症状は示さず、病理学的所見は認められない。ワクチンおよび特異的な治療法はない。

関連項目

参考文献

関連文献

  • 朝長啓造「ボルナウイルス」『ウイルス』第62巻第2号、日本ウイルス学会、2012年、209-218頁、doi:10.2222/jsv.62.209