鹿野幸子
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鹿野 幸子(かの さちこ、1933年4月20日[1] - 2005年10月16日)は、日本の彫刻家。
愛知県出身。愛知県立津島高等学校を1952年(昭和27年)に卒業(4回生)し、上京してその年女子美術大学彫刻科に入学し同大学を1956年(昭和31年)卒業した[2]。
経歴
[編集]女子美術大学を卒業した後、大学に残り同大学教授、同大学名誉教授を務めた[3]。
2005年10月16日、胃癌のため東京都足立区の自宅で死去、72歳没[4]。
賞詞
[編集]- 二科展文部大臣賞
彫刻作品
[編集]- 流通経済大学・新松戸キャンパス
- ここのキャンパスに立つ彫像「自立への道」は、宇宙(COSMOS)をイメージして制作したもので、実業の世界における限りない女性の飛翔と、毅然たる自立を象徴するものである。[5]
- 埼玉県入間市東町公民館の彫像「夏の花」
- 座ったポーズがつくり出す空間の美しさ一頭部と足先との大きな空間や、両腕両脚などの空間がコスチュームによって様々に変化していく-を表現しようとしたものである[6]。
- 第89回二科展会場東京都美術館(第一会場)の彫像「Cosmos IV」[7]
- 宮城県大崎市の彫像「水の面」と宮城県角田市 の彫像「Cosmos」[8]
- 北海道岩見沢市民健康センター・健康広場の彫像「Cosmon2001」[9]
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.171
- ^ a b “心の友となった詩の仲間”. 2012年1月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “女子美術大学同窓会”. 2012年1月26日閲覧。
- ^ “鹿野幸子さん死去 彫刻家”. 2012年1月26日閲覧。
- ^ “自立への道彫像”. 2012年1月26日閲覧。
- ^ “入間市東町公民館・夏の花”. 2012年2月3日閲覧。
- ^ “第89回二科展会場東京都美術館(第一会場)・Cosmos IV”. 2012年2月3日閲覧。
- ^ “水の面・Cosmos”. 2012年2月3日閲覧。
- ^ “Cosmos2001”. 教育部生涯学習・文化・スポーツ振興課. 岩見沢市 (2014年10月20日). 2018年4月13日閲覧。