長屋神社

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長屋神社
所在地 岐阜県本巣市長屋
位置 北緯35度28分45.43秒 東経136度40分4.48秒 / 北緯35.4792861度 東経136.6679111度 / 35.4792861; 136.6679111
主祭神 建速須佐之男命 櫛名田比売 など
社格 元郷社
創建 永正年間
例祭 8月1日・2日
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長屋神社(ながやじんじゃ)は、岐阜県本巣市にある神社

毎年8月1日・2日例祭は、「馬かけ祭り」として知られている。

概略[編集]

永正年間に創建された神社である。1532年天文元年)、相羽城城主長屋景興により現在地に移転し、城の守護神とするが、相羽城が1545年(天文14年)に斎藤道三に攻められて落城すると、1547年(天文16年)より地元の村民の手で管理される。

1688年元禄元年)に社殿は焼失する。現在の社殿は1691年(元禄4年)の再建である。

1868年慶応4年)、長屋牛頭天王に改称するが、1869年明治4年)に長屋神社の名に戻されている。

祭神[編集]

馬かけ祭り[編集]

毎年8月1・2日に行われる長屋神社の例祭である。神社創建時の頃から行われるという。岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されている。

稚児の舞、山車が曳かれる。祭りの最後には、羽織袴を重ね着した乗り子が馬に乗り、花傘や扇子を開いて境内を回駆け回る、馬引き神事が行われる。重ね着した羽織は徐々に脱いでいき、花吹雪を撒き散らす。

文化財[編集]

  • 県指定重要文化財:長屋神社本殿 附棟札 古文書[1]
  • 県指定重要無形民俗文化財:長屋神社の祭礼行事[2]

所在地[編集]

  • 岐阜県本巣市長屋

交通機関[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 長屋神社本殿 附棟札 古文書”. 岐阜県. 2013年4月19日閲覧。
  2. ^ 長屋神社の祭礼行事”. 岐阜県. 2013年4月19日閲覧。