鋳銭司村

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すぜんじむら
鋳銭司村
廃止日 1956年昭和31年)11月3日
廃止理由 編入合併
山口市鋳銭司村 → 山口市
現在の自治体 山口市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方
都道府県 山口県
吉敷郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 20.31 km2.
総人口 3,408
(昭和30年度国勢調査)
隣接自治体 山口市、防府市秋穂町大内町
鋳銭司村役場
所在地 747-1221
山口県吉敷郡鋳銭司村(現・山口市鋳銭司5435番地1 - 山口市鋳銭司出張所の住所)
座標 北緯34度04分50秒 東経131度26分54秒 / 北緯34.0805度 東経131.44836度 / 34.0805; 131.44836座標: 北緯34度04分50秒 東経131度26分54秒 / 北緯34.0805度 東経131.44836度 / 34.0805; 131.44836
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鋳銭司村(すぜんじむら)は、かつて山口県吉敷郡南東部に存在した

1956年昭和31年)11月3日山口市との編入合併で消滅した。現在は山口市南東部の一地域となっている。

地理[編集]

山陽道西国街道)沿いに平地が広がる。基本的には田園地帯である。

歴史[編集]

かつては、その名のとおり和同開珎などの銭貨の鋳造所があった場所である。明治末年に「ふいごの口・るつぼ・和銅開珎・同銭笵」などが出土したと伝わる[1]

小字[編集]

  • 四辻(よつつじ)
  • 道の上(みちのうえ)
  • 今宿西(いまじゅくにし)
  • 今宿東(いまじゅくひがし)
  • 大村(おおむら) - 大村益次郎の出生地

現況[編集]

編入合併後は山口市の一地域(鋳銭司地区)となり、市の出張所が置かれている。国道2号が地域を貫き、山陽自動車道山口南インターチェンジが設けられたことから、交通の要衝の一つとなり、物流拠点として複数の運送会社等の営業拠点が置かれている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ 周防鋳銭司跡文化庁 国立情報学研究所(NII) 文化遺産オンライン