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金瀬胖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

金瀬 胖(かなせ ゆたか、1944年- )は、日本の写真家。写真集の編集者でもある。

写真集「ZONE」で第12回「写真の会賞」[1]受賞。日本写真家協会会員、現代写真研究所講師、日本リアリズム写真集団代表理事[2]

経歴

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  • 1944年、千葉県生まれ。慶應義塾大学で学び、団体職員として働く[3]
  • 1991年よりフリー。
  • 2000年、写真集「ZONE」で、第12回「写真の会賞」受賞。
  • 2003年5月、「週刊金曜日」に「東海村で桜に異変--JCO臨界事故から4年」を掲載。
  • 2004年、現代写真研究所の教務主任となる[4]

個展・団体展

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  • 1984年、個展「日本フィル」
  • 1989年、全国巡回展「輸入食品」
  • 1992年、個展「音が生まれる」(葛飾シンフォニーホール)
  • 1995年、個展「千葉・所業風色」(コニカプラザ)
  • 1998年、個展「姿婆風景」(コニカプラザ)
  • 2003年、日本写真家協会企画展「日本の光景」(東京都写真美術館)に出展。
  • 2009年、個展「千葉 銀色の街」(コニカミノルタプラザ)[5]

写真集

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  • 『日本フィル』(1985年)共著
  • 『上海青浦の春』(1992年)共著
  • 『Zone』(1999年)
  • 『坂本弁護士救出運動の記録』(2000年)
  • 『The day after 東海村・臨界の記憶』(2004年)
  • 『EXPOSED・東海村感光録』(2007年)[6]

編集した写真集

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  • 『加藤朋子写真集 子ども大好き』(2007年)
  • 『大野 裕子 宍塚の里山と子どもたち』(2008年)

脚注

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  1. ^ 1988年、写真の批評と制作の分野で活躍するメンバーで設立された「写真の会」の賞。賞金を会員から集めて、1989年に賞を創設。写真作家だけでなく、写真集のスタッフなどにも贈られる。
  2. ^ JRPの写真家
  3. ^ 『The day after 東海村・臨界の記憶』(2004年)掲載プロフィール
  4. ^ 年表現代写真研究所サイト内
  5. ^ 金瀬 胖写真展案内コニカミノルタサイト内
  6. ^ 書評 2007年7月29日, 日本経済新聞 朝刊, 24ページ

外部リンク

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著作権について - 坂本弁護士一家殺害事件 5年10ヶ月の軌跡