金子由香利

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金子 由香利(かねこ ゆかり)は、日本シャンソン歌手

来歴[編集]

東京都出身。佐藤美子の門下生となりシャンソングループ「クール・アン・クール」 の一員としてデビュー。後に独立し、銀座日航ホテルのミュージックサロンの専属歌手となる。1981年3月から1990年12月まで“シャンソンの殿堂”といわれた「銀巴里」のステージに立ち、高い評価を受ける[1]谷村新司からLPを勧められた引退直前の山口百恵がファンになり、週刊誌で対談も行われた。

出演[編集]

主なテレビ出演[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手
1987年(昭和62年)/第38回 おお我が人生 13/20 沢田研二
注意点
  • 出演順は「出演順/出場者数」で表す。

映画[編集]

など

音楽[編集]

シングル[編集]

発売日 規格 規格品番 タイトル
テイチクエンタテインメント
1972年8月1日 EP US-751 A 耳をすませてごらん
B 藍より青く」テーマ音楽
ビクター音楽産業
1976年 EP SV-6132 A 愛のバラード
B 仮面
フィリップス・レコード
1981年 EP 7PL-35 A 再会
B とってもいいわ
1981年 EP 7PL-** A 時は過ぎてゆく
B 18才の彼
1980年 EP 7PL-231 A 時は過ぎてゆく
B 再会
EP FS-2186 A 逢いびき
B 時は過ぎてゆく
トリオレコード
EP 3B-179 A めぐり逢い(再会)
B 愛の讃歌

アルバム[編集]

  • 初めまして(1974年、トリオレコード、3A-1009)
  • いつ帰って来るの 銀巴里ライブ(ビクター、VCH-1675)
  • 時は過ぎてゆく(1980年、S-7103)
  • 夜よさようなら(1981年、フィリップス、28PL-9)
  • 巴里の屋根の下(1982年、フィリップス、28PL-47)
  • めぐり逢い(再会)(トリオレコード、3A-2001)
  • 金子由香利巴里に謳う(3B-1032)
  • 人生は美しい(東芝EMI、TOCT-5684)

脚注[編集]

  1. ^ 銀巴里は東京銀座にあって日本初のシャンソン喫茶である。美輪明宏、戸川昌子、クミコ、金子由香利らを輩出した。(ウィキペディア銀巴里)