西正寺

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西正寺
所在地 福岡県太宰府市宰府1-1-25
位置 北緯33度31分01.0秒 東経130度31分43.1秒 / 北緯33.516944度 東経130.528639度 / 33.516944; 130.528639座標: 北緯33度31分01.0秒 東経130度31分43.1秒 / 北緯33.516944度 東経130.528639度 / 33.516944; 130.528639
山号 岩屋山
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 天正14年(1586年
開基 正順
正式名 岩屋山西正寺
法人番号 5290005006579 ウィキデータを編集
西正寺の位置(福岡県内)
西正寺
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西正寺(さいしょうじ)は、福岡県太宰府市にある浄土真宗本願寺派の寺で、岩屋城高橋紹運菩提寺である。

来歴[編集]

1586年天正14年)7月27日、高橋紹運以下約700名が島津軍と戦い、全員討死。高橋紹運の老臣藤内左右衛門丞重勝は、太宰府栴口(現西正寺の場所)に草庵を構え、岩屋城戦没者の菩提を弔った。藤内左右衛門丞重勝は、出家して正順と号し、西正寺開基となる。 現西正寺住職は、19代山内真隆(釋真隆)である。山内の姓は、藤内を変姓したものと思われる。

1587年(天正15年)、太宰府栴口草庵は、浄土真宗本願寺派の末寺となり、寺号を西正寺と下附される。

岩屋山西正寺(太宰府市宰府1丁目1-25)では、毎年7月27日に、ご縁ある人々により戦争犠牲者追悼法要を勤修している。

参考文献[編集]

  • 「わが郷土太宰府」山内興隆
  • 「岩屋城最期の戦歴と戦死者名」山内勇哲
  • 『九州の古戦場を歩く』『筑前戦国史』吉永正春

関連項目[編集]

外部リンク[編集]