美山町立北山小学校

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美山町立北山小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 美山町
設立年月日 1873年
閉校年月日 1997年
共学・別学 男女共学
所在地 501-2301[注釈 1]
岐阜県山県郡美山町神崎100
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美山町立北山小学校(みやまちょうりつ きたやましょうがっこう)は、かつて岐阜県山県郡美山町(現・山県市)に存在した公立小学校

概要[編集]

  • 片原、神埼が校区であり、旧・山県郡北山村の小学校であった。
  • 過疎化のために廃校。2023年時点では、旧・北山小学校校区は山県市立いわ桜小学校校区となっている。
  • 校舎(鉄筋コンクリート造4階立)は2023年現在、北山交流センターとして使用されている。3階と4階は閉鎖されているが、2階の教室と図書室は民具や当時の教材が展示され公開されている(要事前予約)。1階のランチルームは改装され、2013年(平成25年)10月にレストラン「舟伏の里へおんせぇよぉ~」が開業している[1]

沿革[編集]

  • 1873年(明治6年) - 日原村に盛弘舎が開校。同年中に片狩村に盛文舎、片狩村字小倉に盛美舎、神崎村に習貫堂が開校する。
  • 1879年(明治12年) - 盛弘舎が盛弘学校、盛文舎が盛文学校、盛美舎が盛美学校、習貫堂が習貫学校に、それぞれ改称する。
  • 1886年(明治19年) -
    • 盛弘学校、盛文学校、盛美学校が統合され、片原尋常小学校となる。
    • 習貫学校が神埼尋常小学校に改称する。
  • 1897年(明治30年) -
  • 1899年(明治32年) - 伊往戸分教場を設置。
  • 1901年(明治34年) - 北山尋常高等小学校に改称する。
  • 1926年(大正15年)7月 - 仲越分教場を設置。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 北山国民学校に改称する。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 北山村立北山小学校に改称する。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 山県郡富波村谷合村葛原村北武芸村西武芸村、北山村、および武儀郡乾村と合併し美山村が発足。同時に美山村立北山小学校に改称する。
  • 1964年(昭和39年)4月1日 - 町制施行し美山町となる。同時に美山町立北山小学校に改称する。
  • 1970年(昭和45年)4月 - 仲越分校が仲越小学校として独立する。
  • 1972年(昭和47年)12月 - 新校舎(鉄筋コンクリート造)の一部が完成する。
  • 1980年(昭和55年)
    • 2月 - 校舎が完成する。
    • 4月 - 休校していた北山北小学校を統合する。
  • 1981年(昭和56年)3月 - 伊往戸分校を廃止。
  • 1986年(昭和61年)4月 - 仲越小学校を統合する。
  • 1997年(平成9年)3月 - 廃校。廃校時の児童数は15名。

参考文献[編集]

  • 美山町史 通史編(美山町、1975年)pp.887 - 895

脚注[編集]

  1. ^ 舟伏の里へおんせぇよぉ~

注釈[編集]

  1. ^ 現在の郵便番号

関連項目[編集]