第19回世界卓球選手権
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第19回世界卓球選手権はインドのボンベイで1952年2月1日から2月10日にかけて開催された。
概要
[編集]第19回大会は初めてアジアでの開催となった世界選手権である。 また、日本代表が初めて参加した世界選手権であり、男女5人の日本人選手が出場し7種目中4種目で優勝する活躍を見せ世界に衝撃を与えた[1][2]。
競技結果
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
男子シングルス | 佐藤博治 | ヨージェフ・コチアン | Rene Roothooft |
Guy Amouretti | |||
女子シングルス | アンジェリカ・ロゼアヌ | Gizella Farkas | Ermelinde Wertl |
Rosalind Rowe | |||
男子ダブルス | 藤井則和 林忠明 |
リチャード・バーグマン ジョニー・リーチ |
Douglas Cartland Marty Reisman |
ビクトル・バルナ Adrian Haydon | |||
女子ダブルス | 西村登美江 楢原静 |
Diane Rowe Rosalind Rowe |
Helen Elliott Ermelinde Wertl |
Gizella Farkas Edit Sagi | |||
混合ダブルス | フェレンツ・シド アンジェリカ・ロゼアヌ |
ジョニー・リーチ Diane Rowe |
ビクトル・バルナ Rosalind Rowe |
ヨージェフ・コチアン Gizella Farkas | |||
男子団体 | ハンガリー | イングランド | 日本 |
イギリス領香港 | |||
女子団体 | 日本 | ルーマニア | イングランド |
日本代表
[編集]種目別代表
- 男子シングルス(3名) 佐藤博治、藤井則和、林忠明
- 女子シングルス(2名) 西村登美江、楢原静
- 男子ダブルス(1組) 藤井則和/林忠明
- 女子ダブルス(1組) 西村登美江/楢原静
- 混合ダブルス(2組) 藤井則和/楢原静、佐藤博治/西村登美江
男子シングルス
- 佐藤博治 優勝
- 藤井則和 ベスト16
- 林忠明 ベスト64
女子シングルス
- 西村登美江 ベスト8
- 楢原静 ベスト32
男子ダブルス
- 藤井則和/林忠明 優勝
女子ダブルス
- 西村登美江/楢原静 優勝
混合ダブルス
- 藤井則和/楢原静 ベスト16
- 佐藤博治/西村登美江 ベスト32
団体
- 男子 銅メダル
- 女子 優勝
脚注
[編集]- ^ “1952(昭和27)年、初参加で世界選手権4種目に優勝”. 日本卓球協会. 2018年2月9日閲覧。
- ^ “『卓球 知識の泉』(藤井基男 著、2003年) 第六章 一九五〇年代は「日本の時代」”. 卓球王国. 2018年2月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 日本代表の成績 ITTF stats (アーカイブ2015年5月)