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第118師団 (日本軍)

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第118師団
創設 1944年(昭和19年)7月10日
廃止 1945年昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 歩兵
所在地 山西省-河北省
編成地 山西省
通称号/略称
補充担任 京都手師管京都師管区
最終上級単位 第13軍
最終位置 河北省 張家口
戦歴 太平洋戦争
(ソ連対日参戦)
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第118師団(だいひゃくじゅうはちしだん)は、大日本帝国陸軍師団の一つ。

沿革

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太平洋戦争の末期後に華北に駐屯していた第26師団フィリピン戦線に、第62師団沖縄に転用されたため、中国に在った独立歩兵旅団(独立混成旅団)を改編し、占領地の警備と治安維持を目的に編成した治安師団の一つであり、同時に第114師団第115師団第117師団が新設された。これら4個師団は、1944年(昭和19年)7月10日、軍令陸甲第79号下令により、編成が発令された。

第118師団は、1944年昭和19年)7月に山西省大同で独立歩兵第9旅団を基幹として編成された。編成後、駐蒙軍隷下に編入され、大同付近の警備に従事した。

師団の編制は、4個独立歩兵大隊から成る歩兵旅団を2個持ち、砲兵を欠いた丙師団である。後に師団砲兵隊が所属した。

1945年(昭和20年)4月、上海方面防衛強化の為に第13軍戦闘序列に編入され、華中に転進した。同年8月9日ソ連が対日参戦すると、ソ連軍の侵攻を阻止するため北上、8月15日張家口付近に達したところで終戦となった。

師団概要

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歴代師団長

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参謀長

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  • 山口武三郎 大佐:1944年(昭和19年)7月14日 - 終戦[1]

最終所属部隊

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  • 歩兵第89旅団:岡博明少将
    • 独立歩兵第223大隊:士井政人少佐
    • 独立歩兵第224大隊:米川忍大尉
    • 独立歩兵第225大隊:山重太郎少佐
    • 独立歩兵第226大隊:家森清少佐
  • 歩兵第90旅団:福井浩太郎少将
    • 独立歩兵第392大隊:山川有夫大尉
    • 独立歩兵第401大隊:須藤清二少佐
    • 独立歩兵第402大隊:春木屋幸市少佐
    • 独立歩兵第403大隊:高橋鶴美大尉
  • 第118師団砲兵隊:原欽平大尉
  • 第118師団工兵隊:田中一博大尉
  • 第118師団輜重隊:寅井徳郎少佐
  • 第118師団通信隊:泉館留八少佐
  • 第118師団野戦病院:榊原美喜男軍医少佐

脚注

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』451頁。

参考文献

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  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

関連項目

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