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硬化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

硬化(こうか)とは、柔らかい物質がなんらかの化学作用によって硬くなっていくこと。

樹脂コンクリートが硬くなることを「キュアリング」という。光硬化樹脂を当てることによって硬化する。

化学における硬化

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高分子化学においては、モノマー重合反応や、ポリマー同士の架橋により硬さが生じる。硬化剤の添加や加熱陰極線照射などにより架橋をもたらす。主な硬化剤としては、不飽和ポリエステル樹脂等に対する有機過酸化物[1]ポリウレタンに対するイソシアネートなどがある[2]ゴムにおいては硫黄の添加により架橋し、この反応は加硫と呼ばれる。フェノール樹脂エポキシ樹脂ポリウレタンなどは熱硬化性樹脂と呼ばれ、加熱による重合反応高分子網目構造を持ち、不可逆的に硬化する。

脚注

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関連項目

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