瑞浪市立陶小学校水川分校

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瑞浪市立陶小学校水川分校
国公私立の別 公立学校
設置者 瑞浪市
設立年月日 1874年
閉校年月日 1965年
共学・別学 男女共学
所在地 509-6363
岐阜県瑞浪市陶町大川[注釈 1]
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瑞浪市立陶小学校水川分校(みずなみしりつ すえしょうがっこう みずかわぶんこう)は、かつて岐阜県瑞浪市に存在した公立小学校分校

概要[編集]

  • 陶小学校の分校であり、現在の瑞浪市陶町水上、陶町大川が校区であった。校名は前身の水川学校に由来するが、これは校区の水上と大川を合成した名称である。校舎の位置は水上と大川の境付近であった。
  •  廃校後、校舎は水川保育園として使用された[1]が、1982年に廃園となり取り壊された。跡地はゲートボール場マレットゴルフ場として使用されている。

沿革[編集]

  • 1873年(明治6年) - 恵那郡大川村水上村の児童は、吉良見村鴻鱗学校に通学する。
  • 1874年(明治7年)8月25日 - 大川村の林昌寺[注釈 2]、及び水上村の浄円寺[注釈 3]に、鴻鱗学校の分校が開校する。
  • 1875年(明治8年) - 大川村と水上村の鴻鱗学校の支校が合併。撰鱗学校開校し、鴻鱗学校から独立。校舎は大川村と水上村の境付近に新築する。
  • 1877年(明治10年) - 水川学校に改称する。
  • 1886年(明治19年) - 水川小学校に改称する。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 猿爪村、水上村 、大川村が合併し、陶村が発足。
  • 1900年(明治33年) - 水川尋常小学校に改称する。
  • 1904年(明治37年)1月 - 校舎を新築(木造平屋建)する。
  • 1926年(大正15年) - 水川青年訓練所を併設する。
  • 1932年(昭和7年)10月1日 - 陶村が町制施行し、陶町となる。
  • 1934年(昭和9年) - 猿爪尋常高等小学校が水川尋常小学校を統合し、陶尋常高等小学校となる。旧・水川尋常小学校は陶尋常高等小学校水川分教場となる。尋常科1~4年生が通学する。
  • 1936年(昭和11年) - 校舎を新築(木造平屋建)する[2]
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 陶国民学校水川分教場に改称する。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 陶町立陶小学校水川分校に改称する。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 土岐郡瑞浪土岐町稲津村釜戸村大湫村日吉村明世村(山野内、月吉、戸狩)、および恵那郡陶町が合併し、瑞浪市が発足。同時に瑞浪市立陶小学校水川分校に改称する。
  • 1965年(昭和40年)3月 - 廃校。

参考文献[編集]

  • 瑞浪市の歴史 (瑞浪市 1971年) P.339 - 352
  • 瑞浪市史 歴史編 (瑞浪市 1974年) P.1205 - 1218
  • ふるさと陶の今昔 (陶町連合区会 1985年) P.56 - 62

脚注[編集]

  1. ^ 現在の住所表記
  2. ^ 現在の岐阜県瑞浪市陶町大川216にある寺院。
  3. ^ 現在の岐阜県瑞浪市陶町水上304-4にある寺院。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 陶町ホームページ
    • 観光・文化の「陶町歴史ロマン」のバックナンバー内に、陶小学校水川分校についての記述がある。