玄賓庵

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玄賓庵
所在地 奈良県桜井市茅原377
宗派 真言宗醍醐派
本尊 聖観世音菩薩
創建年 平安時代前期
開山 玄賓
文化財 木造不動明王坐像(重要文化財)
法人番号 2150005003915[1] ウィキデータを編集
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玄賓庵(げんぴあん)は奈良県桜井市茅原にあり、三輪山麓に建つ真言宗醍醐派の寺院である。

歴史[編集]

桓武嵯峨天皇に厚い信任を得ながら、俗事を嫌い三輪山の麓に隠棲したという玄賓(げんぴん)僧都の庵と伝えられる。世阿弥の作と伝える謡曲「三輪」の舞台として知られる。かつては山岳仏教の寺として三輪山の檜原谷にあったが、明治初年の神仏分離により大神神社に近い現在地に移された。

文化財[編集]

  • 木造不動明王坐像(重要文化財) 元は大神神社の神宮寺である大御輪寺の所蔵。

アクセス[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯34度32分12.3秒 東経135度51分18.8秒 / 北緯34.536750度 東経135.855222度 / 34.536750; 135.855222

  1. ^ https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=2150005003915; 閲覧日: 18 11月 2021.