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未年は、[[西暦]]年を12で割って11が余る年が未の[[年]]となる。
未年は、[[西暦]]年を12で割って11が余る年が未の[[年]]となる。

未の月は[[旧暦]]6月、未の刻は午後2時を中心とする約2時間、未の方は南南西よりやや北寄り(南西微南)の[[方角]]である。[[五行思想|五行]]は土気、[[陰陽]]は陰である。
未の月は[[旧暦]]6月、

未の刻は午後2時を中心とする約2時間、

未の方は南南西よりやや北寄り(南西微南)の[[方角]]である。[[五行思想|五行]]は土気、[[陰陽]]は陰である。


「未」は『[[漢書]]』律暦志によると「昧」(まい:「暗い」の意)で、植物が鬱蒼と茂って暗く覆うこととされ、『[[説文解字]]』によると「味」(み:「あじ」の意味)で、果実が熟して滋味が生じた状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の[[ヒツジ|羊]]が割り当てられた。
「未」は『[[漢書]]』律暦志によると「昧」(まい:「暗い」の意)で、植物が鬱蒼と茂って暗く覆うこととされ、『[[説文解字]]』によると「味」(み:「あじ」の意味)で、果実が熟して滋味が生じた状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の[[ヒツジ|羊]]が割り当てられた。

2006年12月3日 (日) 11:49時点における版

十干
十二支

ひつじ)は十二支のひとつ。通常十二支の中で第8番目に数えられる。前は、次はである。

未年は、西暦年を12で割って11が余る年が未のとなる。

未の月は旧暦6月、

未の刻は午後2時を中心とする約2時間、

未の方は南南西よりやや北寄り(南西微南)の方角である。五行は土気、陰陽は陰である。

「未」は『漢書』律暦志によると「昧」(まい:「暗い」の意)で、植物が鬱蒼と茂って暗く覆うこととされ、『説文解字』によると「味」(み:「あじ」の意味)で、果実が熟して滋味が生じた状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物のが割り当てられた。

未を含む干支