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2020年12月12日 (土) 05:32時点における版
カール・ラートゲン(Karl Rathgen、1855年3月1日 - 1921年11月6日)は、明治時代にお雇い外国人として来日したドイツの法学者である。
経歴・人物
ヴァイマルの生まれ。1882年(明治15年)に日本政府の招聘により来日した。
東京帝国大学(現在の東京大学)に雇われ、行政等の法学に関する多くの学問の教鞭を執った。また、同時期に農商務省(現在の経済産業省及び農林水産省)にも雇われ、取引所関係の制定に携わる等法律や経済における日本とドイツの関係の向上に貢献した。
1890年(明治23年)に任期満了となり帰国。帰国後も法律関係の仕事に就き、マールブルク大学やハイデルベルク大学で法学の教鞭を執った。後にハンブルク大学の学長も務める。
著書
- 『日本の経済と国家財政』(原題:Japans Volkswirtschaft und Staatshaushalt)-帰国後の1891年に刊行。日本の経済に関する事が多く言及されている。
出典
外部リンク
- ラートゲン『日本の国民経済と財政』 - 京都外国語大学付属図書館 資料室 公式サイト