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==作品==
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* 弦楽オーケストラのための組曲(1938?)
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*:3.スケルツォ
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* シンフォニエッタ(1943)
* シンフォニエッタ(1943)
*:(三重の木管と本のホルンのための)
*:(三重の木管と4本のホルンのための)
*:1.モルト・ソステヌート
*:#モルト・ソステヌート
*:2.テムポ・ヴィーヴォ
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*:3.モルト・ソステヌート
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*:4.モルト・アレグロ
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* セレナーデ(1944)
* セレナーデ(1944)
*:(12人の金管奏者とハープ、ピアノ、チェレスタ、打楽器のための)
*:(12人の金管奏者とハープ、ピアノ、チェレスタ、打楽器のための)
*:1.マルシュ(行進曲)
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*:2.ノクテュルヌ(夜想曲)
*:#ノクテュルヌ(夜想曲)
*:3.スケルツォ
*:#スケルツォ
*:4.ヒュムネ(讃歌)
*:#ヒュムネ(讃歌)
* [[幻想曲 ヘ短調 (シューベルト)]](ピアノ[[連弾]]曲)の管弦楽編曲版(1940,1952)
* [[幻想曲 ヘ短調 (シューベルト)]](ピアノ[[連弾]]曲)の管弦楽編曲版(1940,1952)
* イントラーダ(1958)
* イントラーダ(1958)

2013年6月16日 (日) 10:18時点における版

ウィレム・ヴァン・オッテルロー (1951)

ウィレム・ヴァン・オッテルロー (Willem van Otterloo, 1907年12月27日 - 1978年7月28日) はオランダ指揮者。作曲家、チェリストでもあった。

略歴

オランダヴィンテルスヴァイクに生まれる。ユトレヒト大学で医学を学ぶが、その後アムステルダム音楽院に進む。はじめはチェリストであったが、1932年に指揮者としてデビュー。1937年にユトレヒト市立管弦楽団(ユトレヒト交響楽団)の常任指揮者に就任する。1949年から1973年の長きにわたりハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者、音楽監督としてその育成に貢献した。また1967年から1970年までメルボルン交響楽団1971年から1978年の死去に至るまでシドニー交響楽団の首席指揮者をつとめている。滞在中のメルボルン近郊で交通事故により急死。フィリップスコンサート・ホール・ソサエティ等に多くの音源を残し、特にベルリン・フィルと協演した幻想交響曲や、ニキタ・マガロフと協演したブラームスピアノ協奏曲第2番は評価が高い。最晩年にはシドニー交響楽団とベートーヴェンの交響曲全集を取り組んでいたが、第1番、「英雄」、第4番、「運命」、「田園」の5曲までを録音した時点でオッテルローは死去しプロジェクトは半ばで頓挫している。

作品

  • 弦楽オーケストラのための組曲(1938?)
    1. ムゼッテ
    2. エレジー
    3. スケルツォ
    4. バッソ・オスティナート
  • シンフォニエッタ(1943)
    (三重の木管と4本のホルンのための)
    1. モルト・ソステヌート
    2. テムポ・ヴィーヴォ
    3. モルト・ソステヌート
    4. モルト・アレグロ
  • セレナーデ(1944)
    (12人の金管奏者とハープ、ピアノ、チェレスタ、打楽器のための)
    1. マルシュ(行進曲)
    2. ノクテュルヌ(夜想曲)
    3. スケルツォ
    4. ヒュムネ(讃歌)
  • 幻想曲 ヘ短調 (シューベルト)(ピアノ連弾曲)の管弦楽編曲版(1940,1952)
  • イントラーダ(1958)
    (金管楽器と打楽器のための)

文献

  • Niek Nelissen: Willem van Otterloo (1907-1978), een dirigentenloopbaan (Academisch proefschrift Radboud Universiteit Nijmegen 2009). Uitg. Van Gruting, Westervoort, 2009. ISBN 978 90 75879 407