「ラニーミード級汎用揚陸艇」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m 参考文献追加。 |
m r2.7.3) (ロボットによる: ru:LCU-2000 (десантный катер)からru:Десантные катера типа LCU-2000へ変更 |
||
77行目: | 77行目: | ||
[[en:Runnymede class large landing craft]] |
[[en:Runnymede class large landing craft]] |
||
[[ru:Десантные катера типа LCU-2000]] |
|||
[[ru:LCU-2000_(десантный_катер)]] |
2013年3月5日 (火) 09:00時点における版
ラニーミード級汎用揚陸艇 | |
---|---|
基本情報 | |
艦種 | 汎用揚陸艇(LCU) |
就役期間 | 1990年~ |
前級 | LCU-1466級, LCU-1646級 |
要目 | |
排水量 | 1,102英トン |
全長 | 53メートル (174 ft) |
最大幅 | 13メートル (43 ft) |
吃水 | 2.6メートル (8.5 ft) |
機関方式 | デトロイト12V-71ディーゼルエンジン×2基, 2軸推進(2,500 bhp) |
速力 | 11.5ノット (21.3 km/h) |
航続距離 |
6,500海里 (12,000 km) / 10ノット (19 km/h), 載貨状態 |
搭載能力 |
350米トン (M1主力戦車×3両など) |
乗員 | 13名 |
ラニーミード級汎用揚陸艇(英語: Runnymede class landing craft)は、アメリカ陸軍の汎用揚陸艇(LCU)。LCU-2000級汎用揚陸艇(英: LCU 2000 class)としても知られている。
本級の設計は、アメリカ船級協会(ABS)の基準において、全面的な外洋活動と機関室のワンマン化を満たすものとなっている。建造にあたっては、アメリカ沿岸警備隊の基準に準拠している。また、装備品の多くは商用オフザシェルフ化された。ただし、就役後のアップデートが不足であったため、沿岸警備隊や国際海事機関(IMO)の新しい基準、改正SOLAS条約の規定を満たせなくなったことから、アップデートが模索されている。
本級はコンテナや車両、その他の一般的な貨物を搭載することができる。またLCU船型を採用したことにより、港湾施設が未整備の地域であっても、海岸線に直接乗り上げてRO-RO機能を発揮できる。この特性から、揚陸兵站活動(Logistics Over The Shore, LOTS)や低脅威度地域における兵站活動に投入される。また外洋航行可能であることから、戦域間輸送に使用することも可能である。
本級は、LCU-1466級, LCU-1646級の後継として47隻の建造が要求され、35隻が建造された。これらはメア・アイランド、フォート・ユースティス、および日本とクウェートの4か所に配備されている。運用要員はアメリカ陸軍輸送科に所属し、所管部隊としては輸送中隊(重舟艇)(Transportation Company (Heavy Boat))が主としてこれに当たっている。
同型艦一覧
- USAV Runnymede (LCU 2001)
- USAV Kennesaw Mountain (LCU 2002)
- USAT Macon (LCU 2003)
- USAV Aldie (LCU 2004)
- USAV Brandy Station (LCU 2005)
- USAV Bristoe Station (LCU 2006)
- USAV Broad Run (LCU 2007)
- USAV Buena Vista (LCU 2008)
- USAV Calaboza (LCU 2009)
- USAV Cedar Run (LCU 2010)
- USAV Chickahominy (LCU 2011)
- USAV Chicksaw Bayou (LCU 2012)
- USAV Churubusco (LCU 2013)
- USAV Coamo (LCU 2014)
- USAV Contreras (LCU 2015)
- USAV Corinth (LCU 2016)
- USAV El Caney (LCU 2017)
- USAV Five Forks (LCU 2018)
- USAV Fort Donelson (LCU 2019)
- USAV Fort McHenry (LCU 2020)
- USAV Great Bridge (LCU 2021)
- USAV Harpers Ferry (LCU 2022)
- USAV Hobkirk (LCU 2023)
- USAV Hormigueros (LCU 2024)
- USAV Malvern Hill (LCU 2025)
- USAV Matamoros (LCU 2026)
- USAV Mechanicsville (LCU 2027)
- USAV Missionary Ridge (LCU 2028)
- USAV Molino Del Rey (LCU 2029)
- USAV Monterrey (LCU 2030)
- USAV New Orleans (LCU 2031)
- USAV Palo Alto (LCU 2032)
- USAV Paulus Hook (LCU 2033)
- USAV Perryville (LCU 2034)
- USAV Port Hudson (LCU 2035)
参考文献
- globalsecurity.org (2011年7月22日). “Landing Craft Utility (LCU) - LCU 2000” (英語). 2011年10月29日閲覧。
- アスキー戦車部 伊藤真広 (2011年9月10日). “米陸軍による船舶輸送訓練“Pacific Reach 11”を突撃取材!”. 2012年2月6日閲覧。
関連項目
このテンプレートは廃止により使われていません。{{Commonscat}}に張り替えてください。