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'''オイジュス'''('''Oizys''')は、[[ギリシア神話]]の神である。苦悩の擬人化。
'''オイジュス'''('''Oizys''')は、[[ギリシア神話]]の神である。苦悩の擬人化。


[[ヘーシオドス]]の『[[神統記]]』によると、夜の女神[[ニュクス]]が1人で生んだ子で、[[モロス (ギリシア神話)|モロス]]、[[ケール (ギリシア神話)|ケール]]、[[タナトス]]、[[ヒュプノス]]、[[オネイロス]]、[[モーモス]]、[[ヘスペリス]]、[[モイライ]]、[[ネメシス]]、[[アパテー]]、[[ピロテース]]、[[ゲーラス]]、[[エリス (ギリシア神話)|エリス]]と[[兄弟姉妹|兄弟]]<ref>ヘーシオドス、211~225。</ref>である。
[[ヘーシオドス]]の『[[神統記]]』によると、夜の女神[[ニュクス]]が1人で生んだ子で、[[モロス (ギリシア神話)|モロス]]、[[ケール (ギリシア神話)|ケール]]、[[タナトス]]、[[ヒュプノス]]、[[オネイロス]]、[[モーモス]]、[[ヘスペリス]]、[[モイライ]]、[[ネメシス]]、[[アパテー]]、[[ピロテース]]、[[ゲーラス]]、[[エリス (ギリシア神話)|エリス]]と[[兄弟姉妹|兄弟]]<ref>ヘーシオドス、211〜225。</ref>である。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
*ヘシオドス『神統記』[[廣川洋一]]訳、[[岩波文庫]](1984年)
* ヘシオドス『神統記』[[廣川洋一]]訳、[[岩波文庫]](1984年)


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2012年8月14日 (火) 15:36時点における版

オイジュスOizys)は、ギリシア神話の神である。苦悩の擬人化。

ヘーシオドスの『神統記』によると、夜の女神ニュクスが1人で生んだ子で、モロスケールタナトスヒュプノスオネイロスモーモスヘスペリスモイライネメシスアパテーピロテースゲーラスエリス兄弟[1]である。

脚注

  1. ^ ヘーシオドス、211〜225。

参考文献