「シャンパーニュ」の版間の差分
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2011年6月21日 (火) 08:19時点における版
シャンパーニュ(Champagne)は、フランスの地方で、フランスの北東部、パリ盆地の東部に位置する。発泡ワイン(スパークリング・ワイン)の代名詞ともいえる「シャンパン」(Champagne) の産地として知られ、この地方の中心的都市であるランス(Reims)を中心とした「モンターニュ・ドゥ・ランス」、「ヴァレ・ドゥ・ラ・マルヌ」及び「コート・デ・ブラン」と呼ばれる3つの地域で特に良質のものが造られている。
シャンパーニュは、かつては「州」の1つであったが、現在はフランスの行政地域「シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏」(Champagne-Ardenne)の一部である。
シャンパーニュでは、シャンパンの他に「コトー・シャンプノワ」(Coteaux Champenois)や「ロゼ・ドゥ・リセ」(Rosé de Riceys)といった非発泡性のワインも、少ないながら生産されている。
また、シャンパーニュという呼称、または地名は他にも存在し、例えばスイスのシャンパーニュ (スイス)やブランデーのシャンパーニュなどがある パリから高速鉄道TGV線に乗って45分(シャルル・ド・ゴール空港からは30分)で辿りつくシャンパーニュ・アルデンヌ地方は、訪れる人々を幸せな気分へ誘う地方です。高貴な泡を携えたシャンパン、フランスの歴史や文化と深く関わる数々の観光ポイントを周り、この地方の魅力に触れて下さい。
マルヌ県、オーブ県にまたがって続くシャンパン街道沿いには、ブドウ畑が広がる村が点在しています。 ランスやエペルネーには有名なシャンパンメーカーが軒を連ね、地下に広がるセラーの暗がりの中で、グラスに絶え間なく続くシャンパンの繊細な泡の神秘に触れることができます。
10月には地方の伝統を今に受け継ぐブドウ収穫祭 1月にはサン・ヴァンサン祭(ワイン作りの守護聖人、聖ヴァンサンの祭り。 エペルネーが発祥とされ、ブドウ栽培者が集まりその年の豊作と安全を願う)も開催されます。 ヴェルズネ村Verzenayにあるブドウ畑博物館 Musee de la Vigne を訪れれば‘シャンパーニュ’の呼称が許されたブドウ畑を見学することができます。 アイAy にあるヴィラ・ビザンジェ Villa Bissinger (国際シャンパーニュワイン研究所)では名シェフの解説と共にシャンパーニュ地方のワインを楽しみ、試飲することができるます。
シャンパーニュ・アルデンヌ地方は、この地に備わる天然資源や、その中で生まれ、受け継がれてきた伝統工芸、職人たちの存在に常に重きを置いてきた地方でもあります。 17世紀からガラス製造が発達した町として知られる小さなバイエル村 Bayelには老舗のクリスタル・メーカー、「クリスタルリー・ロワイヤル・ド・シャンパーニュ Cristalleries Royales de Champagne」があり、国内でも有数の吹きガラスメーカーとして知られています。一方、オルジュ村 Orges にあるムーラン・ド・ラ・フルーリストゥリ Fleuristerieではフラワーアレンジメントによる美しい装飾があります。また、ランスやトロワ、周辺の村々はステンドグラスや有名なガラス職人の存在で知られています。