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2011年4月25日 (月) 06:58時点における版

Nスケール車両の大きさ比較の例
レールの間隔 (軌間)

Nゲージ (エヌゲージ、N-gauge) とは鉄道模型の縮尺と軌間を表す規格呼称のひとつ。Nスケールとも呼ばれる。

ここでは主に車両製品について記す。

概要

国際的には縮尺1/148 - 1/160で、軌間9mm (ミリメートル) の鉄道模型を指す。原則として実物の標準軌 (軌間1435mm) を軌間9mmとしたものである。日本では「Nゲージ」 (エヌゲージ) と呼称される。イギリスでは「2mm Scale」 (2ミリスケール) とも呼ばれ、欧州大陸では「échelle N」(エシェル エヌ) 、「Spur N」 (シュプール エヌ) などとも呼ばれる。アメリカでは特に縮尺1/160を指して「Nスケール」 (エヌスケール) と呼称される事が多い。

国や地域、車種やメーカーによって縮尺が異なり、日本では主に縮尺1/150を用いる。日本とイギリス以外では縮尺1/160が主流で、イギリスでは主に縮尺1/148を用いる。

日本ではNゲージが鉄道模型の主流となっているが、日本以外のアメリカヨーロッパではHOゲージOOゲージが主流である。これは日本以外ではNゲージ車両の価格がHOやOOと同じかそれ以上であるのに対し、日本では比較的安価であったことが要因であった。

Nゲージは、鉄道模型一般がそうであるように走らせる模型であり、動力に電気を用いた電動模型である。主に「直流二線式」が採用されている。

歴史

9mmゲージ前夜

1912年ドイツ帝国ビングが最初の軌間9mmの鉄道玩具を生産した。

1920年頃から、イギリスでは縮尺1/152 (2mmスケール) ・軌間9.5mmの鉄道模型を自作する愛好者がおり、日本でも熱心な工作派の愛好者が軌間9.5mmや8mmの鉄道模型を自作し、模型工作雑誌や鉄道模型雑誌を通じて紹介されることが幾度かあった。この当時はOOゲージでさえ超小型とみなされていた時代であり、これらはあくまでも特殊な模型として存在したに留まる。

1940年代に、それまで主流であった1番ゲージOゲージなどより小型の、OOゲージHOゲージが普及しだし、日本でも16番ゲージとして展開されはじめた。

1940年代末には、OOゲージ・HOゲージより小さな模型として、縮尺1/120・軌間12mmのTTゲージが登場した。1950年代末にはTTゲージよりさらに小さな縮尺1/152・軌間8.25mmの手押し動力の鉄道模型がイギリスのローンスターより発売された。この時期、西ドイツのトリックスから縮尺1/180の手押し動力のジーベトリックス (Schiebetrix ) が発表された。

1960年代

1960年にイギリスのローンスターが発売した、縮尺1/152・軌間9mmの「Treble-O-Lectric」シリーズが世界最初の軌間9mmの電動模型システムであった。前述の軌間8.25mmの手押し動力の車両を中心に軌間を9mmに変更し、新たに輪ゴム駆動の動力車を加えたもので、道床つき・組み立て式線路システムが展開されたものの、後に動力つき製品から撤退し、軌間9mmのままで手押し製品のみとなった。

1962年西ドイツアーノルトがアーノルト・ラピード (Arnold Rapido ) のブランド名で縮尺1/160・軌間9mmの鉄道模型を発売したのが、Nゲージの本格的スタートであるとされる。同社ではラピード200 (Rapido 200 ) のブランド名で縮尺1/200・軌間9mmの鉄道模型を1960年に発売していたが、ローンスター製品に比べ玩具的であったため、ラピード200をリファインさせて縮尺を1/160とした。1963年、ラピードカプラーが開発された。

1964年に、西ドイツトリックスがミニトリックス (MINITRIX ) のブランド名で参入した。同社ではかねてより縮尺1/180のジーベトリックスが展開されていたが、リファインさせて縮尺1/160として電動化された。同年、東ドイツのピコが参入した。日本ではソニーソニーマイクロトレーンのブランド名で参入を企画し、試作品も製造されたが、後に中止された。

この年、軌間である9mmの「9」のアルファベット (ドイツ語でneun、フランス語でneuf、英語でnine) の頭文字を取り、「Nゲージ」と名付けられた。なお、イギリスでは当初は「OOOゲージ」と称していた。また日本では当初「9mmゲージ」と呼称されており、「Nゲージ」という呼び方が一般的になるのは1970年代に入ってからである。

1965年に日本の関水金属が参入した。日本で後に参入したメーカーは、関水金属の規格に倣って製品を設計したため、関水金属の規格が日本におけるNゲージの標準規格となった。

1966年にアメリカのバックマンが参入した。同年、イタリアのリマがミクロモデル (MicroModel ) のブランド名で参入し、1968年にはリバロッシが参入した。

1968年から1970年にかけて、それまでメーカーによって異なっていた連結器 (カプラー) を統一する動きが発生し、日米欧のメーカーで協議を行った結果、アーノルトラピードカプラーが採用された。

1969年、西ドイツのレーヴァが参入、フライシュマンもピッコロ (Piccolo ) のブランド名で参入した。この時期、メルクリンが参入を企画したがZゲージの開発に向かい、後に中止された。

1970年代

1972年、レーヴァがNゲージから撤退した。製品はトリックスに引き継がれた。

1973年、スペインのイベルトレンが参入した。イベルトレンでは当初、直流三線式が採用されたが1985年に直流二線式に変更された。

1974年、日本のトミーがトミーナインスケールのブランド名で参入した。その後1976年トミックス (TOMIX ) のブランド名で展開を開始した。同ブランドでは日本で初めて道床つき・組み立て式レールシステムを採用した。

1975年以降、日本では永大や、エンドウ学研しなのマイクロ中村精密ホビーショップMAXなどが参入したが1980年代半ばには大半が撤退または廃業した。

1976年、ピコがNゲージから撤退した。同社は2007年に再参入した。

1977年、オーストリアのロコが参入した。

1978年に日本Nゲージ鉄道模型工業会が発足し、1979年に東京の科学技術館で「日本鉄道模型ショウ」が開催された。近年は会場を移して開催されている。

1980年代

1980年代、それまでプラスチック製品が主流であった各国のNゲージ市場で、ブラスモデルといわれる金属製品が多く出回るようになってきた。金属製品は、完成品形態やキット形態に加えて、プラスチック製品を素にして金属製部品を付加させるコンバージョンキット形態のものも登場した。

1980年代末、イギリスのグラハム・ファリッシュが参入した。同社はそれまでOOゲージを製造していたが、頭打ちであったOOゲージ市場から撤退し、Nゲージに参入した。

1990年代

1992年にイベルトレンの生産が停止となった。1994年にはドイツのブラバが参入した。

1990年代半ば、日本では河合商会ハセガワマイクロエースなどが参入・再参入した。また、特定の列車編成などを製品化し、1回限りの生産とする、いわば限定品とした販売方法が普及しはじめた。

1995年、ドイツのアーノルトが倒産した。後にイタリアのリマグループ傘下に入り同社のNゲージブランドとなった。1997年には、トリックスが業績悪化でメルクリンの傘下に入った。

この時期、コスト削減のために製造拠点を中国や東欧などに移すメーカーが現れた。個人で製造するガレージキットに類するウレタン樹脂成型のキットや完成品も登場するようになった。

2000年代

これまでキット形態で販売されてきたストラクチャーが、完成品形態でも発売されるようになってきた。これらは主に中国で生産されている。中国での生産は急増しており、アトラスバックマンライフライクなどの多くのアメリカのメーカーや日本のマイクロエース、ベルギーのLS Modelsなどでは、殆どの製品が中国生産となっている。

この時期、DCCが普及しだし、アメリカではエンジン音やモーター音を発する車両が登場している。

インターネットの普及により、再生産を行わない製品や高い人気によって品不足となった希少商品はネットオークションでも取引されるようになった。実店舗を持たないインターネット通販専門の鉄道模型店も登場している。

2000年代はNゲージ業界の再編も行われつつある。2001年、グラハム・ファリッシュがバックマンに買収され、同社のイギリス市場でのNゲージブランドとなった。アーノルトを傘下にもつリマグループは2004年に倒産し、イギリスのホーンビィに買収された。同年ロコも倒産し、ドイツのモデルアイゼンバーン・ホールディング傘下となった。2008年にはフライシュマンが倒産しモデルアイゼンバーン・ホールディング傘下に入った。ロコのNゲージ製品はフライシュマンのピッコロブランドに編入された。

規格

縮尺・スケール

基準となる縮尺・スケールは、イギリスではNゲージ 1/148 、2mmスケール 1/152 、ヨーロッパ・アメリカでは 1/160 、日本では 1/150である。国や地域、車種、各々の愛好者団体の定める規格・規定によりさまざまである。

軌間・ゲージ

標準軌は、Nスケール・Nゲージでは9mm、2mmスケールでは9.42mmである。国や地域、各々の愛好者団体の定める規格・規定によりさまざまである。詳しくは下の表を参照。

アメリカNMRA S-1.2 規格[1] (縮尺1/160)
呼称 軌間 実軌間 備考
N (エヌ) 9mm (8.97 - 9.32mm) 1435mm 標準軌
Nn3 6.5mm (6.50 - 6.60mm) 914mm 3フィートゲージ
Nn2 4.5mm (4.50 - 4.80mm) 610mm 2フィートゲージ
ヨーロッパNEM010 規格[2] (縮尺1/160)
呼称 軌間 実軌間 備考
N (エヌ) 9mm 1250mm - 1700mm 標準軌
Nm 6.5mm 850mm - 1250mm メーターゲージ。スイスナローなど
Ne 4.5mm 650mm - 850mm 2フィート半ゲージ相当。軽便鉄道など
Ni 3.75mm 400mm - 650mm 2フィートゲージ相当。鉱山鉄道など
日本 (注記なきものは縮尺1/150)
呼称 軌間 実軌間 備考
N (エヌ) 9mm 1435mm 縮尺1/160、標準軌。新幹線のみ
N (エヌ) 9mm 1067 - 1435mm ケープゲージ - 標準軌。新幹線以外
Nn3-1/2 (エヌナロー) 6.5mm 1067mm 以下 ケープゲージ以下のナロー
イギリス[3]
呼称 軌間 実軌間 備考
N (エヌ) 9.00mm 1435mm 縮尺1/148、標準軌
2mm 9.42mm 1435mm 縮尺1/152、標準軌

駆動・制御方式

Nゲージの車両の多くは、直流二線式と呼ばれる方式を採用している。この方式は最大電圧12ボルトの直流を2本あるレールのうち片方を正極、もう片方を負極として流し、レールと接する金属車輪を通じて集電し、モーターを駆動して模型車両を走行させる。また、正極または負極のどちらかを架線に流し、パンタグラフなどにより電力を取得する架線集電システムも存在する。

速度の加減は、正極・負極間の電位差を0ボルトから12ボルトまで変化させて行い、進行方向はレール (または架線) のプラス電位とマイナス電位を逆転させることにより切り換える。これらの運転制御は、家庭用電源 (日本では交流100ボルト) からの降圧、直流への変換とともに電源装置により行なわれる。この方式は世界中の多くのメーカーが採用している標準的なもので、日本国内では全てのメーカーが採用している。2010年現在では、Nゲージであればどのメーカーの車両でも、同一のレール上で一緒に使うことができる。

DCC:デジタルコマンドコントロール

2000年代以降、エレクトロニクス技術の応用で新しい制御方式が誕生している。デジタルコマンドコントロール (DCC) と呼ばれる制御方式は、12ボルト電源を採用しながらも、線路上にデジタル信号を送信して車両ごとの運転操作やライトの制御、サウンド制御を行うことができる。また、線路に流れる電圧は、12ボルトで一定なので、ライトの明るさは模型列車の速度の影響を受けない。

製品

車両から線路、電源装置、ストラクチャー、アクセサリー、シーナリー用品まで一手に生産する大手メーカーがある一方、車両やストラクチャー等、単一分野のみ生産する中小メーカーや個人が生産するガレージキットメーカーなど数多くのメーカーが存在する。大手メーカーからは初心者や入門者向けとして、車両、線路、電源装置等をまとめて入れたスタートセット (入門セット) が発売されており、初心者でも簡単にNゲージを始められるようになっている。

これらの製品は、百貨店、量販店、玩具店、鉄道模型専門店や通信販売で購入することができる。

プラスチック製キット組み立ての例
道床つき・組み立て式線路の例 (架線柱は別売)
鉄道模型の前照灯・室内灯を点灯させた例(手前に置いてあるものは車内に入っている室内灯)
車両
Nゲージの製品は、射出成形による主にABS樹脂などのプラスチック製完成品が主流である。これらはプラモデルとは異なり、塗装が施された上で組み立て済となっているが、一部の細かいパーツを購入者が自ら取り付ける製品もある。前照灯や尾灯、室内灯が点灯もしくは点灯可能な製品も多い。
また、プラモデル同様に自分で接着剤を使って組み立て、塗装するプラスチック製キットや、金属製 (主に真鍮) 、射出成形によらないウレタン樹脂製のキットや完成品も発売されている。
動力は基本的にはモーターで、主に金属製の線路から電力を取得して動く。
線路
構造上では、「道床なし線路」と「道床つき線路」に分けられる。両者の違いは、道床なし線路がレール (軌条) とはしご状に作られた枕木部分だけで構成されているのに対し、道床つき線路は枕木の下の砂利部分も土台のような形で一体となっている点である。
使用上では、「組み立て式線路」と「フレキシブル線路」に分けられる。両者の違いは、組み立て式線路があらかじめ曲線半径と円弧の角度や、長さが決まっているのに対し、フレキシブル線路は長尺であり水平方向へ自在に曲げることが出来る点である。
Nゲージ登場初期には道床なし・組み立て式線路しかなかったが、後に道床つき・組み立て式線路や、道床なし・フレキシブル線路、道床つき・フレキシブル線路が登場した。また、レールと枕木が別々になった線路そのもののキットも発売されている。
日本においてはトミーや関水金属が道床つき・組み立て式線路を発売した結果、一般に普及した。
電源装置
パワーパック、パワーユニット、トランスとも呼ばれる制御機器で、入門向けの低価格品から大容量の高級機種にいたるまで豊富な種類が発売されている。
近年、DCC用の機器も多く製品化されるようになってきている。
ストラクチャー
レイアウト・ジオラマ上に置く建築物を指す。射出成形によるプラスチック製完成品では関水金属トミーテックなど、プラモデル状のキットはアトラスファーラーグリーンマックスキブリフォルマーなどが製造している。また、金属製キットやペーパーキット (通称カードキット) 、射出成形によらないウレタン樹脂製の完成品やキットなどさまざまな素材により、さまざまな種類の建物が製品化されている。
アクセサリー
自動車、人形など鉄道車両・ストラクチャー以外のNスケールの模型製品全般を指し、主にレイアウト・ジオラマの製作に使われる。自動車はバス、トラックから自転車まで、人形は鉄道員、一般の通行人から牛、犬など動物まで製品化されているほか、電柱、自動販売機、ドラム缶、ポリバケツなど様々なものが模型化されている。
シーナリー用品
レイアウト・ジオラマ製作に使用する部材のことで、地形植生などのシーンを表現するために用いられる。木や草、芝生、ライケン、コルクブロックなどがウッドランドシーニックスノッホなどから発売されている。
縮尺の近い縮尺1/144や遠景の情景用として縮尺1/200のプラモデル製品と共用させることも可能である。

楽しみ方

Nゲージ鉄道模型には様々な楽しみ方があるが、大きく分けると次のようになる。

運転を楽しむ
鉄道模型を楽しむ上で外せないのが、運転する楽しみである。Nゲージは小スペースでも運転が可能なことに加え、組み立て式線路を使うことにより、テーブル上や床上でも手軽に運転を楽しむことができる。このように線路を仮設して楽しむ運転を「お座敷運転」「フロアーレイアウト」などと呼ぶ。
情景のついたレイアウト・ジオラマ上で車両を走らせれば、さらなる満足感を味わうことができる。レイアウトは愛好者自身が製作・保有する場合が多いが、模型店の中には、サービスの一環として備え付けのレイアウト・ジオラマを来店客に開放している店もあり、レイアウトを有料で時間貸しするレンタルレイアウトもある。
さらに、近年では先頭車両に超小型のテレビカメラを仕込み、その映像を無線で受信するモニターテレビとコントローラーを組み合わせた、実車さながらの運転感覚も楽しむ事が出来るようになってきている。
車両を収集する
Nゲージで製品化された車両は、日本型に限っても数多くにのぼる。これをミニカーのように収集する楽しみ方もある。人によって集め方は様々で、自分の好きな国、地域、年代、鉄道会社、模型メーカー、車種、列車、形式などテーマを決めて車両を集める。収集やコレクションというと、完成品を購入して観賞するというイメージがあるが、鉄道模型の場合、欲しい車両を改造・自作する場合もあり、テーマにあわせたレイアウト・ジオラマを作り、コレクションを走らせる楽しみ方もある。
車両工作を楽しむ
鉄道模型も含めた模型趣味の楽しみ方の基本的なものとして、模型工作がある。日本の鉄道模型においては、模型工作の対象の中心は車両におかれていた。Nゲージ登場時は縮尺の小ささから車両工作を不可能視する見方が大勢だったが、初期の車種不足の状況下での未製品化形式への欲求から、徐々に車両工作を楽しむ愛好者が増加し、鉄道模型雑誌に工作記事が掲載されるなど一般化した。
車両工作といっても多種多様であるが、模型車両をより実車に即した形態になるよう手を加える細密化加工、元の車両から別の形式や仕様を作り出す車両改造、プラスチック等の素材と部品 (パーツ) から車両をつくりあげるスクラッチビルド (全自作) に大別される。
集合式 (モジュール式) レイアウトの例
レイアウト・ジオラマを製作する
鉄道模型においてもう一つの模型工作として、レイアウト・ジオラマの製作がある。鉄道模型クラブの中にはメンバー共同で集合式 (モジュールレイアウト) や分割式のレイアウト・ジオラマを製作しているところもある。個人では実現が難しい長大編成列車でも、このような方法をとれば実現が可能である。
近年、日本国内においては路面電車ショーティー (短縮化) 車両など小型車両の製品が増加し、小半径のカーブレールも発売されたことから、パイクとも呼ばれる超小型レイアウト・ジオラマの製作も増えている。

このほかにも、メーカーやクラブなどが開催するイベントや運転会を見学したり、製品について出来栄えや使い勝手などの感想を交換したり、スワップミートと呼ばれる交換会・中古市に参加するといった楽しみ方もある。

主なNゲージメーカー・ブランド

(日本国内は五十音順、日本国外はアルファベット順。カッコ内はブランド名)

日本
オーストリア
  • ロコ (ドイツのフライシュマンへ移管)
ベルギー
ドイツ
イギリス
アメリカ

関連項目

脚注

  1. ^ NMRA S-1.2規格表
  2. ^ NEM 010規格表
  3. ^ standard railway modelling dimmensions

外部リンク

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