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マルコム王子とエレナ王女の娘で元ワイバーン城の王女。
マルコム王子とエレナ王女の娘で元ワイバーン城の王女。
;トム
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:アンジェラ達の養父。ガーゴイルの卵のガーディアン。城の人間達がガーゴイル達を醜い化け物として嫌っていたがトムと隊長のみがガーゴイル達と信頼関係にあった。城の落城後は王女やメイガスと共にアバロン島に移住した。王女と結婚しており、王女の夫となっていた。現代編で再びゴライアスと再会した。
:城の人間の中で唯一ガーゴイル達を信頼していた少年。王女達と共に旅立った。
;メイガス
;メイガス
:声 - [[ジェフ・ベネット]]
:声 - [[ジェフ・ベネット]]
:元はアーチメイジで弟子だった、王女の側近でハドソンらを1000年間彫像にした張本人。魔法を習っており老後は強力な魔法も使用可能となっていた。過去編で彫像にしてしまったガーゴイル達に償いをしたいといつも思っていたようである。最後は、3人の魔女との戦いで力を使い果たして死亡してしまう。
:王女の側近の魔法使いでマンハッタン一族を1000年間の眠りにつかせた張本人。後に王女らと卵を守るため旅に同行する。


=== 敵 ===
=== 敵 ===


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デモーナと共にゴライアスらを復活させた人物でゴライアスのライバルの1人。
デモーナと共にゴライアスらを復活させた人物でゴライアスのライバルの1人。
=== 第3勢力 ===
=== 第3勢力 ===
=== クローンガーゴイル===
; [[サイラゴ]]
; [[サイラゴ]]
: 声 - [[楠大典]]/英 - [[キース・デイヴィッド]]
: 声 - [[楠大典]]/英 - [[キース・デイヴィッド]]

2010年11月5日 (金) 15:23時点における版

アニメ:ガーゴイルズ
アニメーション制作 ディズニー
放送局 トゥーン・ディズニー
放送期間 1994年 - 1996年
話数 全78話
テンプレート - ノート

ガーゴイルズ英語: Gargoyles)は、1994年から1996年まで放送された、アメリカ合衆国テレビアニメ。または、作品の主人公達の名称。全3シーズン、78話。日本ではトゥーン・ディズニーで放送された。

概要

ディズニー製作のアニメ美女と野獣の正式な半リメイク作品でもある。何度も敵に攫われて人質にされ、女性のエリサに何度も助けられ、終盤からは自分の実の娘にも何度も救出される主人公という世界のアニメ史上では初の設定で話題を呼び、さらに一般人の主婦が主人公と共に敵に挑む、人間の王女が主人公を毎回圧倒した宿敵をあっさり倒すなどアニメではありえない描写もあった。公式サイトによると作風にはティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズデビルマンの影響を受けたとされており、初期の内容などがデビルマンに似ているのはスタッフ達がファンであったためあえて行ったことである。ただし、当然ながらその後のストーリーは全く異なる。ディズニー初のダーク・ファンタジーで物語の重要なテーマに「愛」を置き、子供向け作品というよりも大人向けともいうべきバトル物にもかかわらずラブストーリーで、シリーズ後半ではブリジット・バーコが声優として参加したこともあり終盤のラブストーリーはブリジットの主演映画である続・蘭の女 官能のレッドシューズダーク・アイランド/堕ちた楽園などの大人向け恋愛映画の影響を多いに受けたとされている。

あらすじ

舞台は、西暦994年イギリススコットランドのワイバーン城。バイキング族長ヘイコン達により城が落城寸前となったとき日没により城に住むゴライアスら鳥獣の魔物ガーゴイル達が目覚め城は救われたものの、翌日には守衛の隊長の裏切りによりワイバーン城が落城。キャサリン王女とメイガスらもヘイコンらに囚われてしまう。ゴライアスらが駆けつけ、仲違いを始めたヘイコンと隊長は共に崖から落下して転落死し、王女はゴライアスに救われるが、王女が死んだと勘違いしたメイガスにより5人のガーゴイルが呪いにより彫像にされてしまう。そのことに絶望したゴライアスは孵化する前のアンジェラらを王女達に託し自らも呪いにより石化する。それから1000年後、1995年の初頭、大富豪デヴィッド・ザナトスとデモーナにより再び6人のガーゴイルが現代のマンハッタンで覚醒するのであった。そして、ゴライアスらマンハッタン一族は人間の女性で刑事のエリサ・マーザと出会い、はじめはエリサに恐怖心と疑惑を抱くゴライアスだったが、次第に信用し愛と正義を学んでいく。そしてゴライアスはマンハッタンに住み現代のバーバリアンから町と人間を守っていくことを決意する。しかし、ゴライアスの妻デモーナはそれをよしとせず次々に刺客を送り込んでくる。

他作との違い

  • 他のディズニー作品では、最後に主人公と対決するのは、赤の他人か主人公が動物などであれば捕食目的の生物であるが、本作では主人公と対決するのは主人公と同じ日に同じ時間に同じ部屋で生まれ結婚し娘まで設けた自分の親友でもあった妻である。
  • 一つのアニメの過去編と現代編のストーリーが同時進行で現代編の主人公であるゴライアスは登場せず、過去編ではデモーナやキャサリン王女などが主人公である。
  • 他のディズニー作品と違い主人公が既に結婚し、もうすぐ娘が生まれるという幸せの絶頂に悲劇が起き、どんどん堕いていく主人公を描いている。
  • 宿敵には勝利したものの、主人公が孤独に絶叫するというのも本作のみ。

シナリオ

本作の大きな特徴として挙げられるのが、ゴライアスを主人公にした現代編(1995年)と、ゴライアスの妻であるデモーナを主人公にした過去編(994年)のストーリーが独立して放送され、それぞれが並行して描かれており、過去編と現代編の内容がフラッシュバックし2時代同時進行でストーリーが展開されていくのが本作の特徴でもある。また、過去編ではキャサリン王女などの過去編の人物が主役になる場合もある。

登場人物

マンハッタン一族

ゴライアス
声 - 楠大典/英 - キース・デイヴィッド

本作の現代編の主人公で種族はガーゴイル。デモーナの夫でアンジェラの父親。

エリサ・マーザ
声 - 加藤優子/ 英 - サリー・リチャードソン

ニューヨーク市警の女性刑事。ゴライアスの相棒。

アンジェラ
声 - 竹内順子/英 - ブリジット・バーコ

ゴライアスとデモーナの娘で元ワイバーン一族の王女候補。戦闘の他、負傷した仲間の手当ても担当している。

ハドソン
声 - 宗矢樹頼/英 - エドワード・アズナー

マンハッタン一族で一番老齢なガーゴイルで元ワイバーン一族のリーダー。

ブルックリン
声 - 加瀬康之/英 - ジェフ・ベネット

マンハッタン一族のサブリーダー。赤い体色のガーゴイルでゴライアス達に比べると町を守ろうとする使命感は低く、初期の頃は軽犯罪を行うこともあった。強盗団により警備員の犠牲者が出ているにもかかわらず犯人の逮捕を適当に行うなど一応、使命感はあっても常識が足りない。最終的にはアンジェラにサブリーダーの座を奪還された形になっていく。

レキシントン
声 - 加藤将之/英 - トム・アドコックス=エルナンデス

一番小柄なガーゴイル。非力ながらもマンハッタン一族で二番目に素早く滑空することができ知能も一番高くヘリコプターの操縦もできるため機械部門の担当。

ブロードウェイ
声 - 高瀬右光/英 - ビル・ファッガーバッケ

太ったガーゴイルで体色は青。食べることがなによりも好きでハリウッド映画に憧れており、一度はハリウッドデビューも図ったこともある。

過去編・現代編共通の登場人物

キャサリン王女
声 - 英 - キャス・スーシー

マルコム王子とエレナ王女の娘で元ワイバーン城の王女。

トム
アンジェラ達の養父。ガーゴイルの卵のガーディアン。城の人間達がガーゴイル達を醜い化け物として嫌っていたがトムと隊長のみがガーゴイル達と信頼関係にあった。城の落城後は王女やメイガスと共にアバロン島に移住した。王女と結婚しており、王女の夫となっていた。現代編で再びゴライアスと再会した。
メイガス
声 - ジェフ・ベネット
元はアーチメイジで弟子だった、王女の側近でハドソンらを1000年間彫像にした張本人。魔法を習っており老後は強力な魔法も使用可能となっていた。過去編で彫像にしてしまったガーゴイル達に償いをしたいといつも思っていたようである。最後は、3人の魔女との戦いで力を使い果たして死亡してしまう。


デモーナ
声 - 田村聖子/英 - マリーナ・サーティス

過去編の主人公。過去編ではゴライアスの妻でアンジェラの母親。現代編ではゴライアスの最強最悪の宿敵にしてライバル。

デヴィッド・ザナトス
声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス

デモーナと共にゴライアスらを復活させた人物でゴライアスのライバルの1人。

第3勢力

サイラゴ
声 - 楠大典/英 - キース・デイヴィッド

ゴライアスのクローン。

デライラ
声 - 加藤優子/英-サリ-・リチャードソン
デモーナエリサ・マーザの血液から作られたガーゴイル。デモーナの身体能力とエリサの格闘能力を持ち、戦闘能力はバーバンクやハリウッドを凌ぐ。エリサのような上着を着用している。人間の遺伝子を持つためか両目の色は唯一白黒目である。アンジェラと対戦するもアンジェラが予想外に強かったためにかすり傷一つ与えられずに敗北する。その後はタロン達と共に地下鉄道に住んでいた。コミックでは後にエリサに説得され、サイラゴ軍団に追い詰められたゴライアスをエリサと共に助けている。その後サイラゴらと共に地下鉄道に住むこととなった。アニメでは、最後はウイルスを持って逃走したサイラゴを追いかけている途中、アンジェラとブルックリンに支えられながら寿命を迎え空中で石化した。名前の由来はサムソンとデリラデリラから。言語版では妖婦と称される。
バーバンク
声 - 宗矢樹頼/英-エドワード・アズナー
ハドソンの血液から作られたハドソンのクローン。ハドソンと違い黒髪で体色は黄色でハドソンの剣が強化された斧の「バーバンクアックス」を武器とし両目の色は赤い。容姿は若い頃のハドソンに似ており戦闘能力はハドソンを凌いでいる。最後はハドソンが駆けつけたときには既に寿命により石化していた。
マリブ
声 - 加瀬康之/英-ジェフ・ベネット
ブルックリンの血液から造られたブルックリンのクローン。体色は緑色で髪の色は黒く両目は赤色。ブルックリンの髪の毛が白髪のためこちらは黒髪である。最後はバーバンク共々石化した。ブルックリンとの一騎討ちでは圧勝している。
ハリウッド
声 - 高瀬右光/英 - ビル・ファッガーバッケ
ブロードウェイのクローン。オリジナルをはるかに上回る巨体を誇り、容姿はオリジナルとは似ても似つかない。体色は濃い肌色で髪の毛はなく両目は赤。恐ろしい怪力を誇る。最後はバーバンク達と共に石化した。
ブレントウッド
声 - 加藤将之/英 - トム・アドコックス=エルナンデス
レキシントンのクローン。体色は漆黒で両目は赤く戦闘能力はオリジナルをはるかに凌ぎ滑空能力も高い。最後はバーバンク達と共に石化。
アントン・セバリアスJr
声 - 郷里大輔
ゴライアスらから採取した血液から造られた合体クローンガーゴイル。ゴライアスやデモーナなど全員分のガーゴイルの遺伝子を持っておりかなりの巨体を誇る。戦闘能力は極めて高い。ただセバリアスに利用されているだけということを知って全く戦う気がなく戦意を喪失したゴライアスを圧倒するが、助けに来たサイラゴの持ってきたセバリアスが開発したクローン破壊ウイルスをゴライアスによって左手に注射され石化(死亡した。)仕方なかったとはいえゴライアスは殺してしまったことを激しく後悔していた。現代編でゴライアスが殺した最初で最後の相手。セバリアスはガーゴイルであるが自分の息子と思っており、石化したときは本気で悲しんでいた。その後、セバリアスは必ず生き返らせると言っていたものの生き返らせることができたのは定かではない。
マクベス
(声-英ジョン・リス=デイヴィス
ゴライアスとデモーナのライバルで第3勢力。戸籍上の名前は「レノックス・マクダフ」「レノックス・マクベス」。過去編と現代編共通の登場人物で数百年間生きている。運命の三女神によりデモーナとリンクさせられ不老不死にされており、アーチメイジに操られていた。ギルカムゲインにより父親のフィンドレイを転落死させられたため仇を討つべくデモーナと共闘し、以後はデモーナと親衛隊のガーゴイルと同盟を結ぶ。過去編の王時代は国民と国のことを第一に考える立派な王であったが、デモーナに裏切られてからはデモーナを倒すべくガーゴイルら全員を狙うハンターとなった。性格は案外フェアで身動きできない相手は狙わない。デモーナと魔法によりリンクしており不老不死である。マンハッタン一族との戦いの後はアーサー王と親友となり、新たに生きる目的を見つけ出し、デモーナを倒すことを諦め「レノックス・マクダフ」という名前で考古学の教授に就任した。その後、ガーゴイルに味方するようになり、テレビで「ガーゴイルは守っていくべき存在である」と主張し、マーゴット・エールと言い争いをしていた。


旅をした国

アーチメイジを退けたゴライアスらはアバロン島の魔法によりエリサ、アンジェラ、ブロンクスと共に船でそれぞれの国の危機を救うのとマンハッタンに帰国するための世界各国を回る旅に出る、ゴライアスらが役割を終えて次の国へ移動する際には船ごと次元を超えて次の国へと移動する。それぞれの国で果たす役割はほぼ同じだが、その国によって役割が異なることがある。ゴライアス一行には、各国において使命を果たす為に必要な役割(ヒョウを密猟者から保護する・森を守る・各国の妖精や勇者を目覚めさせるなど)が用意されており、活躍する人物も国の移動と共に異なる。ゴライアスやアンジェラがその国の妖精やガーゴイルや超人と共にその国の敵を倒すという内容だが、ゴライアスはコミックでは見せ場があるもののアニメでは主人公のゴライアスは基本的にその国の妖精や勇者の完全な引き立て役である。ただし、ゴライアスの娘のアンジェラは活躍の場は多かった。なお、大半のトラブルの原因はゴライアスであり、自分でトラブルをややこしくしている。過去のゴライアスが未来のゴライアスを窮地に追い込んでしまうこともあった。

マンハッタン
  • 活躍した場所:ブルックリンや地下鉄道など
  • ハドソンらの役割:ゴライアスら不在の中でマンハッタンを守る

もう一つの未来ではサイバーザナトスが地球の支配者となっており、マンハッタンを本拠地にして地球を支配していた。本来のマンハッタンでハドソンらはクーデターを画策したファングらと対決しなければならなくなる。ゴライアスが不在の中でブルックリンは次長として成長し、ファングやマクベスらと戦う。

イギリスのスコットランド
  • 活躍した場所:ワイバーン城の跡地・アーチメジの隠れ家
  • ゴライアスの役割:裏切り者の隊長の亡霊と和解し、亡霊ヘイコンを封印すること。

アーチメイジの隠れ家でゴライアスは隊長とヘイコンの亡霊の襲撃を受け幻想攻撃に追い詰められる。ゴライアスはアバロンから裏切り者の隊長と和解するという使命を受けた。ゴライアスはアーチメイジの昔の隠れ家で因縁の相手と対決する。

イギリスのスコットランド
  • 活躍した場所:ネス湖
  • アンジェラの役割:セバリアスに捕獲されたビッグダディの娘を元気付け助けること

ネス湖でセバリアスに捕獲されたアンジェラは巨大な特別室でネス湖の怪物であるビッグダディの娘と出会う。アンジェラは衰弱した怪物の娘を回復させ助けなければならない。ここではセバリアスがビッグダディらを捕獲し、一儲けを企んでいた。

チェコ
  • 活躍した場所:プラハ
  • ゴライアスらの役割:ゴーレムをレナードから奪還し、正義の巨人に戻すこと

重病により老い先が短くなったレナードがゴーレムを指導者から強奪し、魔法により自らの魂をゴーレムに封じ込め新たなる肉体にしてしまったため、ゴライアスはゴーレムをレナードから奪還しなければならなくなる。

北アメリカ
  • 活躍した場所:海岸地帯の島
  •  ゴライアスとアンジェラの役割:レイヴンの野望を阻止し村を守ること

ゴライアスらはある海岸で海のモンスターの襲来を受ける。島に上陸したゴライアスらは謎のガーゴイルであるレイヴンと遭遇する。有効関係を装うレイヴンだったが、実は村を乗っ取ることが目的であった。ゴライアスらにはニックと協力し村を守る使命が与えられる。

エジプト
  • 活躍した場所:エジプトのピラミッド
  • ゴライアスらの役割:アヌビスジャッカルの暴走を止めること。

アバロン島の力によりエジプトに流されたゴライアスらはザ・パックと遭遇し、アヌビスを取り込みアヌビスジャッカルとなったサイバージャッカルと対決する。ザ・パックはザナトスの命令により死を司る神であるアヌビスを復活させ、死後の世界をも支配しようとする。しかし、ザナトスに協力するふりをしていた司祭には企みがあり、ゴライアスらはアバロン島よりアヌビスジャッカルの暴走を止めるよう使命を受ける。

パリ
  • 活躍した場所:ノートルダム寺院とマクベスの屋敷
  • エリサとゴライアスの役割:デモーナとサイラゴのパリ本拠地化の野望を砕くこと

ゴライアスら一行はパリでデモーナとサイラゴと遭遇する。ここではデモーナらの野望を砕きパリ本拠地化の計画を潰すことが使命である。ドミニク・デスティーヌの姿でマクベスと偽装結婚したデモーナを止め、デモーナとサイラゴのパリ本拠地化計画を潰す必要がある。ゴライアスはサイラゴと対決しなければならない。

アフリカ
  • 活躍した場所:アフリカの密林
  • アンジェラとゴライアスの役割:密猟者からヒョウを守ること

この国では、ゴライアスら旅の一行はテラら密猟者からヒョウを守り、アナーシーと対決することが使命となっている。テラがファラマコはもちろん無差別にヒョウを密猟していた。アンジェラとゴライアスは全ての原因を作ったこの地を支配するアナーシーを倒さなければならない。

イースター島
  • 活躍した場所:ノッカーの宇宙船内
  • ゴライアスらの役割:宇宙人守護兵の人間に対する誤解を解く

上陸したイースター島でゴライアスらはモアイ像のモデルにもなった地球の銀河系を守る宇宙人守護兵ノッカーと出会う。敵視するノッカーによってエリサが記憶を奪われてしまう。この島ではノッカーの誤解を解けば次の国に行くことができる。

古代神話の島
  • 活躍した場所:天空のコントロールルーム
  • エリサの役割:タウロスら神の一種らの人間に対する誤解を解く

ある島に上陸したゴライアスらは島の警察官であるタウロスらによりエリサが犯罪者として連行され裁判にかけられる。そのため、ゴライアスやアンジェラはエリサを釈放しようとする。この島ではガーゴイルではなく人間が嫌われる存在であり、人間に対しては裁判が行われる。一時釈放され滞在を許されたエリサだったが、ゴライアスの余計な行動のため再びタウロスに逮捕されてしまう。エリサが敵ではないとゴライアスとエリサは島の神々に証明しなければならない。

イギリス
  • 活躍した場所:ロンドンの市街地
  • ゴライアスの役割:後にアーサー王の僕となるグリフを救う

ロンドンで店を営むレオとウーナからグリフを助けるように頼まれたゴライアスはゲートのにより自力で過去に飛びナチス戦争に参加しグリフを助けるという使命が与えられる。ゴライアスは過去で犠牲者を出さないようにナチの戦闘機の大軍とグリフと共に素手で戦うこととなる。そして、グリフを助ければ使命は成功となる。

オーストラリア
  • 活躍した場所:砂漠地帯
  • ゴライアスとアンジェラの役割:超生命体マトリックスの地球侵食の暴走を止め、ディンゴをヒーローに戻すこと

オーストラリアでディンゴと再会したゴライアスらは最強の生物型ナノマシンマトリックスの暴走を止めるためにマトリックスの支配する仮想空間で対決し勝利しなければならないという役割が与えられる。

北アメリカ
  • 活躍した場所:砂漠のザナトス建設の建設地
  • ゴライアスとアンジェラの役割:スカイガーゴイルとコヨーテ4.0の野望を阻止し、コヨーテを助ける

北アメリカに上陸したゴライアスらは、そこでザナトスが変身したスカイガーゴイルと新型のコヨーテ4.0と遭遇する。ザナトスは妖精のコヨーテを利用しようと狙っておりゴライアスはコヨーテ4.0に、アンジェラはスカイガーゴイルにそれぞれ勝利しコヨーテを守るという役割が与えられる。

アイルランド
  • 活躍した場所:アイルランドの密林
  • ブロンクスの役割:クー・フーリンを覚醒させる

この国ではゴライアスらはバンシーという亡霊のような魔女と対決する。ブロンクスはその地に住む人間の姿をしているフーリンに出会って、フーリンを覚醒させる役割を受ける。実はブロンクスの正体はアルスターの猟犬であったのである。ブロンクスはフーリンを目覚めさせバンシーを倒さなければならない。

ノルウェー
  • 活躍した場所:ノルウェーの雪山
  • ゴライアスの役割:オーディンに瞳を返却する

船で上陸したゴライアスらは、老人の姿をしたオーディンに瞳の返却を求められるが、危険と判断したため瞳の返却を拒絶。互いの真意を理解しきれないまま、ゴライアスはオーディンと対決することとなる。

グアテマラ
  • 活躍した場所:グアテマラの森
  • ゴライアスとアンジェラらの役割:グアテマラの森をサイバージャッカルとサイバーハイエナとレナードの会社員から守る

グラテマラの森でザフィーロらガーゴイル達と遭遇したゴライアスらはグラテマラの森を守ることとなる。今回の役割ではグアテマラのガーゴイル達と協力してサイバーハイエナやサイバージャッカルを退け、グラテマラの森を守り森の絶滅を防ぐのが使命となっている。

チベット
  • 活躍した場所:チョモランマ
  • アンジェラの役割:コールドストーンと親しくなること

コミックのエピソードで、チベットに上陸したゴライアスらはコールドストーンと再会する。アンジェラはコールドストーンの体内のもう一つの人格であるデズデモーナに後に体を貸すためにコールドストーンと親しくなるという使命がアバロン島から与えられる。

ルーマニア
  • 活躍した場所:ルーマニアのドラキュラ城
  • アンジェラの役割:ドラキュラを倒すこと

トランシルヴァニアに上陸した一行はある城でドラキュラの襲撃を受ける。強力な力を持つ夜の支配者であるドラキュラにドラキュラ城でドラキュラとアンジェラが対決することとなり、アンジェラが一対一でドラキュラに勝利することができれば使命は達成され、次に国に行くことができる。

日本
  • 活躍した場所:タロウのテーマパーク
  • ゴライアスとアンジェラらの役割:ガーゴイルを見せ物にしようと企むタロウの邪悪な野望を阻止する

ゴライアスらが上陸した日本のある町では人間とガーゴイルが共存しており、ガーゴイルは町を悪人から守っていた。ゴライアスらはリーダーであるガーゴイルのヤマらと出会う。しかし、ガーゴイルと友好関係を築いたフリをしたヤマ達の友人である人間のタロウの恐るべき野望があった。ゴライアスらにはアバロン島からタロウの配下である忍者軍団を倒しタロウの野望を阻止し日本のガーゴイル達を守る使命が与えられる。

もう一つのマンハッタン
  • 活躍した場所:ザナトスタワー
  • ゴライアスの役割:マンハッタン及び地球の支配者となったサイバーザナトスを倒し、妖精のパックを退ける
もう一つの世界。サイバーザナトスに逆らう者は、サイラゴトルーパーにより処刑される管理社会。ガーゴイルのレジスタンスはサイラゴトルーパー全体から反逆者として敵視され、サイラゴトルーパーはレジスタンスを発見しだい攻撃する。
地球の支配者として、スカイガーゴイルの強化体、サイバーザナトスが登場。

関連項目

外部リンク

英語