「ブラッディ・マリー」の版間の差分
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== 注釈 == |
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2010年4月30日 (金) 18:55時点における版
ブラッディ・マリー | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
色 | 赤色 |
グラス | タンブラー |
度数 | 12度[1] - 20度[2] |
レシピの一例 | |
ベース | ウォッカ |
装飾材料 | カット・レモン |
ブラッディ・マリー (Bloody Mary) とは、ウォッカをベースとする、トマト・ジュースを用いたカクテルである。ウォッカベースであるため、アルコール度数の調整も容易 [注釈 1] 。 バリエーションも多い。「ブラッディ・メアリー」と呼ばれる場合もある。
由来
16世紀のイングランド女王、メアリー・チューダー(メアリー1世)が名前のモデルとされている。メアリーが300人にも及ぶプロテスタントを処刑した血に由来する。 他に、禁酒時代にのまれていたとされるブラッディ・サム(こちらはジンベース。他は同じ)に対して名付けられたともいわれている。 また、たちの悪いジョークで女性にたいして、「Are you marry?」(隠語で、「おまえは生理か?」)ということからの連想という説もある。
標準的なレシピ
作り方
備考
- セロリをはじめとした野菜スティック等を添えたり、ウスターソースや食塩、コショウ、タバスコなどを添える場合もある[3]。
- 味の調節のしやすいカクテルであり、自分なりのアレンジが可能。自分好みに合ったブラッディ・マリーに出会うため、バーテンダーにお勧めのトッピングを聞くなどして、試行錯誤すると良い。
バリエーション
- ベースをジンに変えると「ブラッディ・サム」、テキーラに変えると「ストロー・ハット」、ビールに変えると「レッド・アイ」、アクアヴィットに変えると「デニッシュ・マリー」、ウォッカを抜くと「バージン・マリー」というカクテルになる。
- また、トマト・ジュースをハマグリやアサリのエキスが入ったクラマトにすると、ブラッディ・シーザーというカクテルになる。
- ブラッディ・マリーを作り、それをビールで割ると、「レッド・バード」というカクテルになる。
その他の情報
- 「マリー」か「メアリー」かは文献、バーテンダーによって表記や呼び方が違うことがある。また、「ブラッディ」の部分は「血まみれ」や「血みどろ」と訳されることがある。
- イギリスでは二日酔い時の迎え酒としても知られている。
関連項目
注釈
- ^ ウォッカは一般的に特徴が無い(エタノールに任意の割合で加水を行ったのに近い)酒なので、 ウォッカを増減しても、味や香りは、あまり変わらないため。
脚注
- ^ YYT project 編 『おうちでカクテル』p.65 池田書店 2007年2月20日発行 ISBN 978-4-262-12918-1
- ^ 稲 保幸 著 『色でひけるカクテル』p.32 大泉書店 2003年12月18日発行 ISBN 4-278-03752-X
- ^ 上田 和男 監修 『カクテル・ブック』 西東社 1988年12月30日発行 ISBN 4-7916-0926-3