「ラ★バンバ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Ryouichi W. (会話 | 投稿記録)
m →‎サウンドトラック: アーティスト名のミス
Ryouichi W. (会話 | 投稿記録)
44行目: 44行目:


== サウンドトラック ==
== サウンドトラック ==
この映画の最大の話題は、リッチー・ヴァレンスと同じチカーノの血をひく[[メキシコ]]系アメリカ人バンド、[[ロス・ロボス]]が音楽を担当したことである。そもそもリッチーが残したマスターテープが全て不完全な状態であったためテイラー・ハックフォードは演奏をすべてロス・ロボスに一任するつもりでいたという。ロス・ロボス自身も以前から「カモン,レッツ・ゴー」などリッチーのカバーを演奏しており、結果的にはこれ以上ないほどマッチングした音楽が生まれることになった。映画でのリッチーの演奏シーンについてはほぼロス・ロボスの演奏が使用されている。
この映画の最大の話題は、音楽監督を[[カルロス・サンタナ]]が[[マイルス・グッドマン]]と共に務めたこと、そしてリッチー・ヴァレンスと同じチカーノの血をひく[[メキシコ]]系アメリカ人バンド、[[ロス・ロボス]]が音楽を担当したことである。そもそもリッチーが残したマスターテープが全て不完全な状態であったためテイラー・ハックフォードは演奏をすべてロス・ロボスに一任するつもりでいたという。ロス・ロボス自身も以前から「カモン,レッツ・ゴー」などリッチーのカバーを演奏しており、結果的にはこれ以上ないほどマッチングした音楽が生まれることになった。映画でのリッチーの演奏シーンについてはほぼロス・ロボスの演奏が使用されている。


この映画のサウンドトラック盤も12曲中8曲をロス・ロボスが手掛けている。また前述のとおり[[ブライアン・セッツァー]]が歌う[[エディ・コクラン]]の「サマータイム・ブルース」や[[マーシャル・クレンショー]]が歌う[[バディ・ホリー]]の「クライン・ウェイティン・ホーピン」、Kliqueのヴォーカル[[ハワード・ハンツベリー]]が歌う[[ジャッキー・ウィルソン]]の「ロンリー・ティアドロップス」、また大御所[[ボ・ディドリー|ボー・ディドレー]]が自ら歌う「フー・ドゥ・ユー・ラヴ」も収録されるなど話題を集めた。<!--Wikipediaでは「ボ・ディドリー」となっていますが、この項ではポリドール盤(P33L-20049)の表記に合わせました-->
この映画のサウンドトラック盤も12曲中8曲をロス・ロボスが手掛けている。また前述のとおり[[ブライアン・セッツァー]]が歌う[[エディ・コクラン]]の「サマータイム・ブルース」や[[マーシャル・クレンショー]]が歌う[[バディ・ホリー]]の「クライン・ウェイティン・ホーピン」、Kliqueのヴォーカル[[ハワード・ハンツベリー]]が歌う[[ジャッキー・ウィルソン]]の「ロンリー・ティアドロップス」、また大御所[[ボ・ディドリー|ボー・ディドレー]]が自ら歌う「フー・ドゥ・ユー・ラヴ」も収録されるなど話題を集めた。<!--Wikipediaでは「ボ・ディドリー」となっていますが、この項ではポリドール盤(P33L-20049)の表記に合わせました-->

2009年1月24日 (土) 13:30時点における版

ラ★バンバ
La Bamba
監督 ルイス・ヴァルデス
脚本 ルイス・ヴァルデス
製作 テイラー・ハックフォード
ビル・ボーデン
出演者 ルー・ダイアモンド・フィリップス
音楽 カルロス・サンタナ
マイルズ・グッドマン
撮影 アダム・グリーンバーグ
公開 1987年7月24日 アメリカ合衆国の旗
1987年11月 日本の旗
上映時間 108分
製作国 アメリカ
言語 英語
テンプレートを表示

ラ★バンバ(La Bamba)は1987年に制作されたアメリカ映画である。

概要

ルイス・バルデス監督、テイラー・ハックフォード制作。人気絶頂期を迎える直前に航空事故でこの世を去ったメキシコ系アメリカ人のR&B歌手リッチー・ヴァレンスの生涯を描く。

あらすじ

キャスト

サウンドトラック

この映画の最大の話題は、音楽監督をカルロス・サンタナマイルス・グッドマンと共に務めたこと、そしてリッチー・ヴァレンスと同じチカーノの血をひくメキシコ系アメリカ人バンド、ロス・ロボスが音楽を担当したことである。そもそもリッチーが残したマスターテープが全て不完全な状態であったためテイラー・ハックフォードは演奏をすべてロス・ロボスに一任するつもりでいたという。ロス・ロボス自身も以前から「カモン,レッツ・ゴー」などリッチーのカバーを演奏しており、結果的にはこれ以上ないほどマッチングした音楽が生まれることになった。映画でのリッチーの演奏シーンについてはほぼロス・ロボスの演奏が使用されている。

この映画のサウンドトラック盤も12曲中8曲をロス・ロボスが手掛けている。また前述のとおりブライアン・セッツァーが歌うエディ・コクランの「サマータイム・ブルース」やマーシャル・クレンショーが歌うバディ・ホリーの「クライン・ウェイティン・ホーピン」、Kliqueのヴォーカルハワード・ハンツベリーが歌うジャッキー・ウィルソンの「ロンリー・ティアドロップス」、また大御所ボー・ディドレーが自ら歌う「フー・ドゥ・ユー・ラヴ」も収録されるなど話題を集めた。

アルバムは1987年6月30日リリース(日本では同年7月25日にポリドール(現・ユニバーサルミュージック)からリリース)され、同年9月12日から3週連続で見事ビルボード誌アルバムチャートの1位を獲得、またシングルカットされた主題歌「ラ・バンバ」も同年8月29日から3週連続でビルボード誌シングルチャートの1位に輝いた。

# 曲名 歌唱・演奏 曲長
1 ラ・バンバ La Bamba ロス・ロボス Los Lobos 2:54
2 カモン,レッツ・ゴー Come On, Let's Go ロス・ロボス Los Lobos 2:00
3 オー・マイ・ヘッド Ooh! My Head ロス・ロボス Los Lobos 1:44
4 ウィ・ビロング・トゥゲザー We Belong Together ロス・ロボス Los Lobos 2:00
5 フレイムド Framed ロス・ロボス Los Lobos 2:34
6 ドナ Donna ロス・ロボス Los Lobos 2:21
7 ロンリー・ティアドロップス Lonely Teardrops ハワード・ハンツベリー Howard Huntsberry 3:29
8 クライン・ウェイティン・ホーピン Crying, Waiting, Hoping マーシャル・クレンショー Marshall Crenshaw 2:22
9 サマータイム・ブルース Summertime Blues ブライアン・セッツァー Brian Setzer 2:42
10 フー・ドゥ・ユー・ラヴ Who Do You Love ボー・ディドレー Bo Diddley 3:02
11 シャリーナ Charlena ロス・ロボス Los Lobos 2:46
12 グッドナイト・マイ・ラヴ Goodnight My Love ロス・ロボス Los Lobos 3:14

関連項目