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祝い事では[[風船]]、[[紙テープ]]と一緒に[[くす玉]]の中身として詰め込むことが多く、スポーツ大会の優勝者(チーム)、選挙戦の当選祝い、あるいはテレビの[[クイズ番組]](特に視聴者参加番組)やオーディション番組や歌合戦番組、さらにゲーム番組などで優勝や合格等を祝福する時に紙吹雪が多用されたことがある(番組によっては天井から紙吹雪が降るパターンもあり。)近年はくす玉に代えて機械式の[[クラッカー]]([[カノン砲|キャノン砲]])に詰めたものが使用されることも多い。テレビ番組で紙吹雪を始めたのは[[NHK紅白歌合戦]]である
祝い事では[[風船]]、[[紙テープ]]と一緒に[[くす玉]]の中身として詰め込むことが多く、スポーツ大会の優勝者(チーム)、選挙戦の当選祝い、あるいはテレビの[[クイズ番組]](特に視聴者参加番組)やオーディション番組や歌合戦番組、さらにゲーム番組などで優勝や合格等を祝福する時に紙吹雪が多用されたことがある(番組によっては天井から紙吹雪が降るパターンもあり(例:[[テレビ朝日]]「[[クイズタイムショック]]」等)。)近年はくす玉に代えて機械式の[[クラッカー]]([[カノン砲|キャノン砲]])に詰めたものが使用されることも多い。

テレビ番組の全てのジャンルで紙吹雪を始めたのは[[NHK紅白歌合戦]](当初はくす玉を割って降らせる方式だったが、後に天井から降らせるパターンになった)、テレビクイズ番組では[[毎日放送|MBS]]「[[アップダウンクイズ]]」([[小池清]]時代はくす玉を割って降らせる方式だったが、[[西郷輝彦]]時代は天井から降らせる方式になった)である。なお、最近では技術の進歩によりキャノン砲から降らせるパターンが多いが、このパターンの基礎になったのは[[讀賣テレビ放送|ytv']]「[[全日本歌謡選手権]]」後期、「[[全日本有線放送大賞]]」(一時期、花火のような大音響と共に降った例があった)である。


また、スポーツイベントでもムードの盛り上げの一貫で紙吹雪を多用しているが、ヨーロッパの多くの国内サッカーリーグ戦で優勝したチームがホームスタジアムで表彰式を行う時([[UEFAチャンピオンズリーグ]]、[[UEFAカップ]]の時は第3地開催)には選手に優勝杯が手渡された瞬間、表彰パネルセットの後ろからそのチームのチームカラーをベースとした紙吹雪が舞うことが多い。
また、スポーツイベントでもムードの盛り上げの一貫で紙吹雪を多用しているが、ヨーロッパの多くの国内サッカーリーグ戦で優勝したチームがホームスタジアムで表彰式を行う時([[UEFAチャンピオンズリーグ]]、[[UEFAカップ]]の時は第3地開催)には選手に優勝杯が手渡された瞬間、表彰パネルセットの後ろからそのチームのチームカラーをベースとした紙吹雪が舞うことが多い。
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*[[NHK紅白歌合戦]]
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*[[アップダウンクイズ]]
*[[アップダウンクイズ]]
*[[クイズタイムショック]]
*[[オレたちひょうきん族]]
*[[オレたちひょうきん族]]
*[[安田大サーカス]]
*[[安田大サーカス]]

2008年10月20日 (月) 15:37時点における版

紙吹雪(かみふぶき)は、祝い事で祝福される人物・団体を称えたり、あるいはイベントの盛り上げやドラマ・演劇などの場面展開で使用される小道具のことである。一般には色紙(いろがみ)を細かく四角形や三角形に裁断したものが使用されている。

祝い事では風船紙テープと一緒にくす玉の中身として詰め込むことが多く、スポーツ大会の優勝者(チーム)、選挙戦の当選祝い、あるいはテレビのクイズ番組(特に視聴者参加番組)やオーディション番組や歌合戦番組、さらにゲーム番組などで優勝や合格等を祝福する時に紙吹雪が多用されたことがある(番組によっては天井から紙吹雪が降るパターンもあり(例:テレビ朝日クイズタイムショック」等)。)近年はくす玉に代えて機械式のクラッカーキャノン砲)に詰めたものが使用されることも多い。

テレビ番組の全てのジャンルで紙吹雪を始めたのはNHK紅白歌合戦(当初はくす玉を割って降らせる方式だったが、後に天井から降らせるパターンになった)、テレビクイズ番組ではMBSアップダウンクイズ」(小池清時代はくす玉を割って降らせる方式だったが、西郷輝彦時代は天井から降らせる方式になった)である。なお、最近では技術の進歩によりキャノン砲から降らせるパターンが多いが、このパターンの基礎になったのはytv'全日本歌謡選手権」後期、「全日本有線放送大賞」(一時期、花火のような大音響と共に降った例があった)である。

また、スポーツイベントでもムードの盛り上げの一貫で紙吹雪を多用しているが、ヨーロッパの多くの国内サッカーリーグ戦で優勝したチームがホームスタジアムで表彰式を行う時(UEFAチャンピオンズリーグUEFAカップの時は第3地開催)には選手に優勝杯が手渡された瞬間、表彰パネルセットの後ろからそのチームのチームカラーをベースとした紙吹雪が舞うことが多い。

なお、様々な事情で紙吹雪を利用することを規制することもあり、特に近年は中央競馬で特に人気のある馬が優勝した場合だとか、伏兵馬の登場などで意図的に紙吹雪を使用したり、まれに投票用紙のマークシートや馬券を細かくちぎったものを投げ込むファンの姿があるが、日本中央競馬会では馬を驚かせて公正な競馬に支障をきたす恐れがあるという理由で紙吹雪の使用は絶対しないようにと呼びかけている。加えて野球の試合でも点数を入れた時や相手チームをアウトにした時、勝ちが決まった時などに紙吹雪を降らすことも多かったが、最近では禁止されている球場も多く、使った場合は退場させられることもある。

浦和レッドダイヤモンズは、2004年度の日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)第2シリーズの優勝がかかった11月20日駒場名古屋グランパスエイト戦の試合開始前に新聞20トン相当の紙吹雪を散らした。しかし、Jリーグの試合でも会場によって紙吹雪を使用するとピッチ上に散乱し試合進行を妨げる(特に細かいサイズの紙吹雪となると清掃しにくいため、芝生の生育面でも影響を及ぼすこともある)恐れがあるため、使用を規制しているところもある。

その他テレビの音楽番組、あるいは演劇でも季節柄冬~春にかけてのシーン(冬場は雪、春は桜)で、演出上の効果の一貫として紙吹雪を使用するが、祝い事のような一斉に落下するのではなく、穴のあいたざるやフルイを使って少しずつ降らせるようにしている。

関連項目