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2008年6月22日 (日) 18:37時点における版

トム・ラントス

トーマス・ピーター"トム"ラントス(Thomas Peter "Tom" Lantos、1928年2月1日 - 2008年2月11日)[1]アメリカ合衆国の政治家である。ハンガリーブダペスト生まれのユダヤ系アメリカ人であり、ホロコーストの生き残りでもある。カリフォルニア州第12選挙区選出で、1981年からアメリカ合衆国下院議員である。民主党下院外交委員会の委員長を務める。

人物[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。

慰安婦問題に対して、中国韓国が主張する「強制連行説」を前提とした上で下院での決議案を後押ししていた。その一方で、北朝鮮に対してはソフトランディング可能という考えの持ち主で、日本のメディアではほとんど報じられなかったが2005年8月には共和党ジム・リーチと共に訪朝している。ブッシュ政権に対してかねてから「二国間対話・米朝国交正常化」を強く促していた人物である。また、訪朝の際に同行したリーチ前下院議員はヘンリー・キッシンジャーロバート・ゼーリックに代表される国務省勢力と気脈を通じる共和党左派で、「日本は現在でも潜在敵国であり。その為に米中は共同戦線を組み東アジアを共同統治するべし」という考えの持ち主である。このような経緯からラントスに対しては強い批判が巻き起こった。媚中派(親中派)と言う評価もある。ただ、中華人民共和国人権侵害に対する非難決議に賛同したこともあり、人権派とも言われている。一方で、ブッシュ政権の中東政策に対してはジョージ・ブッシュ大統領ネオコン勢力と近しい一面があり、2002年には政治的信念を180度異にするはずのトム・ディレイ・共和党下院院内幹事と組み、パレスチナヤーセル・アラファト前議長の米国入国禁止を主導、イラクへの武力行使を可能とする決議も積極推進した。また、食道がんの為、2008年の次期下院選には出馬せず、政界引退を発表していたが、2月11日に死去した。

外部リンク

  1. ^ “AP News Alert”. Associated Press. (2008年2月11日). http://ap.google.com/article/ALeqM5ijDA5bgxiHlTvS_r-SSjskS1Tq1wD8UO5ODO0. "Rep. Tom Lantos of California, the only Holocaust survivor ever to serve in Congress, died early Monday morning, his spokeswoman said."