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浄真寺 (土浦市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浄真寺
浄真寺(土浦市)の本堂
所在地 茨城県土浦市立田町3-28
山号 光照山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 慶長6年(1601年
開山 松平信一
文化財 銅造阿弥陀如来立像(茨城県指定文化財)他
法人番号 6050005003087 ウィキデータを編集
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浄真寺(じょうしんじ)は、茨城県土浦市にある浄土宗寺院

歴史

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1601年慶長6年)、土浦城城主だった松平信一の開基である[1]。信一は松平徳川氏の一族「十八松平」の一家藤井松平家の2代目である。

本尊阿弥陀如来は、鎌倉時代中期の作である。現在は茨城県の文化財に指定されている[1]

墓地には、蘭学者の高野長英や文学者の山口剛の墓がある。

文化財

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  • 銅造阿弥陀如来立像(茨城県指定文化財 昭和34年5月22日指定)[2]
  • 絹本著色涅槃図(土浦市指定文化財 昭和48年2月1日指定)[3]
  • 木造千手観音菩薩立像(土浦市指定文化財 昭和48年2月1日指定)[3]
  • 山口剛の墓(土浦市指定史跡 昭和48年12月1日指定)[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年、54p
  2. ^ 銅造阿弥陀如来立像茨城県
  3. ^ a b c 指定文化財一覧土浦市

参考文献

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  • 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年