泉斜汀
表示
泉 斜汀(いずみ しゃてい、本名:泉 豊春、1880年(明治13年)1月31日 - 1933年(昭和8年)3月30日)は、日本の小説家。泉鏡花の弟。作家の泉名月は実子。
人物
[編集]石川県金沢市出身。下町小説、狭斜小説を多く発表し、代表作に『木遣くづし』(「新小説」明三五・二)『松葉家の娘』(大三・六 鳳鳴社)『離縁状』(「新小説」明三六・一一)『深川染』前、後編(明四〇・五 春陽堂)がある[1]。墓所は雑司ヶ谷霊園にあったが2024年新宿区圓福寺に移転された。
作品
[編集]- 『百本杭の首無死体』(幻戯書房)
- 『泉斜汀探偵小説撰集』(我刊我書房)
出典
[編集]- ^ OdaMitsuo (1608476400). “古本夜話1099 泉斜汀『百本杭の首無死体』と徳田秋声「和解」”. 出版・読書メモランダム. 2022年5月28日閲覧。