コンテンツにスキップ

泉太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

泉 太郎(いずみ たろう、1976年 - )は日本の現代美術家映像作家奈良県出身。多摩美術大学絵画学科卒業、同大学院修士課程修了。映像を使ったインスタレーション作品を発表している。

経歴

[編集]

個展

[編集]
  • ザイレント(麹町画廊, 東京, 2003)
  • トロッコ(ヒロミヨシイ, 東京, 2006)
  • ゲーム台 (倉)(buro13 by ヒロミヨシイ, 東京, 2007)
  • junglebook(gallery stump Kamakura, 鎌倉, 2008)
  • マジシャンのパン・日食(ヒロミヨシイ, 東京, 2008)
  • 山ができずに穴できた( NADiff GALLERY , 東京, 2009)
  • HELSINKI(GALERIE G.-P. & N. VALLOIS , パリ, 2009)
  • クジラのはらわた袋に隠れろ、ネズミ(アサヒ・アートスクエア , 東京, 2010)
  • 捜査とあいびき(ヒロミヨシイ, 東京, 2010)
  • こねる(神奈川県民ホールギャラリー, 神奈川, 2010)
  • cloud, looks like a spider(NADiff Window Gallery, 東京, 2011)
  • 勇ましいあくび(ヒロミヨシイ, 東京, 2011)
  • ヤブ医者/髭の中(スプラウト・キュレーション, 東京, 2011)
  • 動かざる森の便利、不便利 Tamagawa Art Gallery Projects 2011-2012 no.4(玉川大学, 東京, 2011)
  • 皺の源 (GALERIE G.-P. & N. VALLOIS , パリ, 2013)
  • CSLAB EXHIBITION Vol.2 泉太郎「貝塚と生活」(東京造形大学CS-Lab, 東京, 2013)
  • 眩む足場 / しびれる足に寄り添ううなぎ (hiromiyoshii ropponngi, 東京, 2013)
  • たしかめる(アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト] , 東京, 2013)
  • 連絡→(HIGURE 15-17 cas, 東京, 2013)
  • No Night, Day Neither : Follow Fluxus 2014(The Nassauischer Kunstverein, ヴィースバーデン, 2014)
  • 合同ピ、解放ポ(タケニナガワ, 東京, 2014)
  • わら時、ポ会の術(多孔式豆腐における内臓体消失研究チーム発表会) (アートセンター オンゴーイング, 東京, 2015)
  • Pan [キュレーター : ジャン・ド・ロワジー](パレ・ド・トーキョー, パリ, 2017)
  • night lie(Galerie Georges-Philippe & Nathalie Vallois , パリ, 2017)
  • 突然の子供 (金沢21世紀美術館、金沢, 2017)
  • ←連絡(タケ ニナガワ、東京, 2017)
  • 『余地の声/余地の市/反面、人/紀行/反対まで/スローカット/述べる//岾/ベリーニューチーム/ニューチーム/オールドスクール/影の底、鮭の腹/ハウンドブック&バック/おウィークエンド/苔/ミュージック/ミュージッシャン/ボードのレール/あの子が自慢の草履取り/多摩州/若い仙人の山、沸騰して溶ける/その山どけ/太陽にさらけ出す概要、九つの詩/甲羅に書き削った詩の踊り/光る詩/「ジャイアンアントキリング」の続編/「アントキリング」の続編/薮蛇行動学/草刈り/ツアーファイル /ハイランズ/スクランブルタイランド/猿、鳥たち/「お眠り、炎、羽根たちの瞬き」/「お眠り、炎、水膨れの枕」/「お眠り、炎、点の石」/sony vs panasonic/うるさい扉のナビゲーションフック/ナビゲーションフット/生命にかかわること』(多摩美術大学 八王子キャンパス アートテーク・ギャラリー, 2018)
  • My eyes are not in the centre (White Rainbow, ロンドン, 2018)
  • スロースターター バイ セルフガイダンス(名古屋芸術大Art&DesignCenter, 愛知, 2019)
  • MAT Exhibition vol.8 「とんぼ」(Minatomachi POTLUCK BUILDING, 愛知, 2020)
  • コンパクトストラクチャーの夜明け(タケニナガワ, 東京, 2020)
  • ex (ティンゲリー美術館, バーゼル, 2020)
  • 電源(カプセル, 東京, 2021)
  • コドクエクスペリメント(タケニナガワ, 東京, 2022)
  • あへつくり(カプセル, 東京, 2022)
  • Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎(東京オペラシティアートギャラリー、東京、2022-2023)

グループ展

[編集]
  • Field of Dreams (Project Room/小山登美夫ギャラリー, 東京, 2005)
  • The World is Mine (ヒロミヨシイファイブ, 東京, 2005)
  • 福武ハウス in 越後妻有アートトリエンナーレ2006 (新潟, 2006)
  • After the Reality (Daich Projects,ニューヨーク, 2006)
  • 夏への扉-マイクロポップの時代(水戸芸術館, 2007)
  • COLLECTOR'S CHOICE:Collection 2 (Daelim Contemporary Art, ソウル, 2007)
  • Out of the Ordinary:New Video from Japan (Museum of Contemporary Art , ロサンゼルス, 2007)
  • Techniques of Storytelling_speaking of unspeakable (SamzieSpace,LOOP ,ソウル, 2007)
  • 食と現代美術2008 (BankART1929,横浜,2008)
  • LandmarkProject3 国道16号線を越えろ! ←野毛にいこう(野毛山地区, 横浜, 2008)
  • THE ECHO (ZAIM, 横浜, 2008)
  • TOKYO NONSENSE (SCION Installation L.A., ロサンゼルス, 2008)
  • BETWEEN ART AND LIFE. PERFORMATIVITY IN JAPANESE ART. (Centre d´Art :Contemporain Geneve, スイス, 2008)
  • UNLIMITED(アプリュス(A+), 東京, 2009)
  • ヴィデオを待ちながら 映像、60年代から今日へ(東京国立近代美術館, 東京, 2009)
  • Re:Membering -Next of Japan- (Gallery LOOP, 韓国, 2009)
  • ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開 (原美術館, 東京, 2009)
  • こども+おとな+夏の美術館 まいにち、アート!! (群馬県立近代美術館, 群馬, 2009)
  • CREAM ヨコハマ国際映像祭2009 「動物園にエイゾウがやってきた!!」 (CREAM ヨコハマ国際映像祭2009 サテライト会場 横浜市立野毛山動物園, 横浜, 2009)
  • POST.O: The Reverse of TOPOS (Garden City Space of Art, 台湾, 2009)
  • Extra/Ordinary: Video Art from Asia (University Of Kansas, Spencer Museum of Art, カンザス, 2009)
  • Twist and Shout: Comtemporary Art from Japan (Bangkok Art and Culture Centre, タイ, 2009)
  • 日常 場違い Everyday life Another space (神奈川県民ホールギャラリー, 神奈川, 2009)
  • MOTコレクション 入口はこちら − なにがみえる? (東京都現代美術館, 東京, 2010)
  • TRUST Media City Seoul 2010 (Seoul Museum of Art, ソウル, 2010)
  • CITY 2.0--WEB世代の都市進化論(EYE OF GYRE, 東京, 2010)
  • Media Landscape - Zone East, リパプールビエンナーレ関連企画(Contemporary Urban Center, リバプール, 2010)
  • 暴力と宇宙 (island, 柏, 2011)
  • Shifting Surfaces : Experience, Perspectives and Media (Artsonje Museum, キョンジュ, 2011)
  • JAPANCONGO: Carsten Hollers double-take on Jean Pigozzis collection(グルノーブル現代アートセンター, フランス / 現代美術センター, モスクワ / パラッゾ・レアーレ, ミラノ, 2011)
  • MOTコレクション サイレント・ナレーター それぞれのものがたり (東京都現代美術館, 東京, 2011)
  • Invisibleness is Visibleness: International Contemporary Art Collection of a Salaryman-- Daisuke Miyatsu(台北現代美術館, 台北, 2011)
  • ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR 世界はどこまで知ることができるか? (日本郵船海岸通倉庫, 横浜, 2011)
  • オムニログ:オルタネイティング カレント:3.11以降の日本現代美術 (パース・インスティチュート・オブ・コンテンポラリー・アート, オーストラリア, 2011)
  • 小金井アートフル・ジャック! バミューダトライアングル (シャトー小金井, 東京, 2012)
  • 泉太郎キュレーション展:有袋類 (TALION GALLERY, 東京, 2012)
  • 池田シゲルキュレーション展:縁側つなわたり・無理強いの計 (TALION GALLERY, 東京, 2012)
  • パリに笑壷を運ぶ - 現代日本映像作品展 (パリ日本文化会館, パリ, 2012)
  • リアル・ジャパネスク-世界の中の日本現代美術 (国立国際美術館, 大阪, 2012)
  • THE ECHO - Although I am still alive (Kunstraum Kreuzberg - Bethanien, Projektraum, ベルリン, 2012)
  • VOICE OF IMAGES (Palazzo Grassi Francois Pinault Foundation, ベニス, 2012)
  • であ、しゅとゅるむ (名古屋市民ギャラリー矢田 第1展示室, 名古屋, 2013)
  • identity IX -curated by Reiko Tsubaki- (nichido contemporary art, 東京, 2013)
  • MOTコレクション 第2部 ぼくからきみへ —ちかくてとおいたび— (東京都現代美術館, 東京, 2013)
  • アートがあればⅡ ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合 (東京オペラシティ アートギャラリー, 東京, 2013)
  • あいちトリエンナーレ2013並行企画「ユーモアと飛躍」(岡崎市美術博物館 , 愛知, 2013)
  • 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013 (六甲ガーデンテラス他 , 兵庫, 2013)
  • 森美術館10周年記念展「アウト・オブ・ダウト展ー来るべき風景のために(六本木クロッシング2013)」 (森美術館 , 東京, 2013)
  • DOUBLE MESSAGE(SCAI THE BATHHOUSE, 東京, 2013)
  • JAPON(Abbaye St André Centre d'art contemporain Meymac, フランス, 2014)
  • 開館20周年記念 MOTコレクション特別企画 クロニクル1995(東京都現代美術館, 東京, 2014)
  • Paris, Frame ─ Out of Frame(Paris bibliothèques, パリ, 2014)
  • コレクション II(国立国際美術館, 大阪, 2014)
  • Portrait de 3/4(Galerie Georges-Philippe & Nathalie Vallois , パリ, 2014)
  • ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開(キュレーター: 松井みどり)(マレーシア科学大学トゥアンク・ファウジア博物館 &ギャラリー, ペナン, 2015)(マラヤ大学アートギャラリー, クアラルンプール, 2015)(高雄市文化センター, 高雄, 2015)(香港アートセンター, 香港, 2015)(53美術館, 広州, 2015)(コアラスペース, 天津, 2015)
  • 光(泉太郎+山下拓也)(タリオンギャラリー, 東京, 2015)
  • Paris – Frame & Out of Frame (Galerie de l'Alliance Française, ブエノスアイレス, 2014)(コルドバ, 2015)
  • われらの時代:ポスト工業化社会の美術金沢21世紀美術館, 金沢, 2015)
  • Une Forme olympique [キュレーター:ジャン・マルク・ユイトレル](HECキャンパス 現代美術スペース, パリ, 2016)
  • PARADOXA – JAPANESE ART TODAY(Casa Cavazzini, ウーディネ, 2016)
  • Paris - Frame & Out of Frame (メンドサ, 2016) (レシフェ, 2016) (ジョアンペソア, 2016)(メデジン, 2016) (ペレイラ, 2016) (マニサレス, 2016)
  • メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015-17 漂白する想像力(原美術館、東京, 2017)
  • ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開(キュレーター: 松井みどり)(マハーサーラカム大学 ジャンパーシーアートギャラリー,マハーサーラカム, 2017)(ペルー北米文化協会, リマ, 2017)
  • Contemporary Art From Japan(ニコライ・クンストホール, コペンハーゲン, デンマーク, 2017)
  • de Bruit et de mouvements, Videobox Festival(Carreau du Temple, パリ, フランス, 2017)
  • In Focus: Contemporary Japan(Minneapolis Institute of Art, ミネアポリス, アメリカ, 2017)
  • Japanorama – A new vision on art since 1970(ポンピドゥーセンターメッス, メッス, フランス, 2017)
  • Contre-allées(Galerie Georges-Philippe & Nathalie Vallois , パリ, 2017)
  • Visions of Exchange Mercedes-Benz Art Scope Award 2009-2017(ダイムラー・コンテンポラリー、ベルリン、ドイツ, 2018)
  • Par l'amour du jeu 1998-2018(マガザン・ジェネロウ、パリ, 2018)
  • うごくとまる(ハラ ミュージアム アーク、群馬, 2018)
  • リニューアル・オープン記念展 「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」(東京都現代美術館, 東京, 2019)
  • 開館15周年記念展:未来の地図を描くために [ 2 ](金沢21世紀美術館, 石川, 2019)
  • コレクション1:越境する線描(国立国際美術館, 大阪, 2020)
  • 泥深い川(すみだ生涯学習センター, 東京, 2020)
  • Try the Video-Drawing(TAV gallery, 東京, 2021)
  • That’s All Folks ! (for 2021)(Galerie Georges-Philippe & Nathalie Vallois , パリ, 2021)

その他の活動

[編集]
  • 山賀ざくろ (ダンサー) とのコラボレーション, HARAJUKU PERFORMANCE + (PLUS)(ラフォーレ原宿,2007)
  • 山賀ざくろ (ダンサー) とのコラボレーション, トヨタコレオグラフィーアワード2008
  • ビデオの使い方 たぶん間違ってるけどいいじゃない, 出前アート大学 多摩美術大学校友会(千代田区九段小学校, 2009)
  • 吾妻橋ダンスクロッシング (アサヒアートスクエア,2010)
  • さまよえる三つ子の魂 (荻窪ベルベットサン, 東京, 2010)
  • 一日を飼う, +ナイト(blanClass, 2010)
  • はい!僕です、本当に?, オンゴーイング・スクール (Art Center Ongoing, 東京, 2011)
  • 六本木アートナイト 2012 (六本木ヒルズ, 東京, 2012)
  • 焚き火 (blanClass, 鎌倉, 2012)
  • すみだ川アートプロジェクト2012 山賀ざくろ (ダンサー) とのコラボレーション (アサヒアートスクエア, 東京, 2012)
  • 泉太郎キュレーション展:有袋類(TALION GALLERY, 東京, 2012)
  • 池田シゲルキュレーション展:縁側つなわたり・無理強いの計(TALION GALLERY, 東京, 2012)
  • hubn't (Orrorin) (Art Center Ongoing, 東京, 2013)
  • 六本木アートナイト 徒歩の屋根[泉太郎+Orrorinとして参加](六本木ヒルズ, 東京, 2013)
  • The Japan-UK Residency Exchange Programme 2013(Cove Park, UK, 2013)
  • JINS ART PROJECT(ジンズ・アート・プロジェクト, 2014)[JINS吉祥地店での恒久展示]
  • Follow Fluxus レジデンシープログラム(ウィースバーデン, ドイツ, 2014)
  • ギュレーション「ホーリーテンプルで豊かな屁」(2016)
  • Daimler Contemporary レジデンシープログラム(ベルリン, ドイツ, 2016)
  • SAM Art Projects レジデンシープログラム(パリ, フランス, 2017)
  • Delfina Foundation レジデンシープログラム(ロンドン, イギリス, 2018)
  • あそびのじかん(東京都現代美術館、東京)[ハンバーグ隊メンバーとして参加, 2019]
  • A/V: Artist Videos at the Drive-in、curated by The Exploratorium, Institute of Contemporary Art San José, KADIST, and San José Museum of Art[映像作品 "Steak House" のスクリーニング](West Wind Capitol Drive-In, サンノゼ, 2020)

著書

[編集]
  • 『美術妙論家 / 池田シゲル』2009
  • 『せのび〜ひとりだち』2009
  • 『1P』2009
  • 『ドローイングブック』2011
  • 『連絡→』2013

個展カタログ

[編集]
  • 『こねる』神奈川県民ホール 2010
  • 『余地の声〜(タイトル省略)』多摩美術大学 アートテーク・ギャラリー 2018
  • 『My eyes are not in the centre』 White Rainbow 2018
  • ex』ティンゲリー美術館 2020

外部リンク

[編集]