水野タケシ

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水野 タケシ(みずの たけし、1965年7月19日 - )は、コピーライター川柳家東京都出身。デザイナーであり、イラストレーターでもある水野卓史を父にもつ。父の友人であるコピーライター土屋耕一に師事してコピーライターになる。その土屋の影響で俳句を作り始める。1991年、コピーライターの仲畑貴志毎日新聞で「仲畑流万能川柳」の連載を始めると同時に、川柳を投稿しはじめる。2002年「深いのはどっちだろうか愛と憎」で万能川柳年間大賞。2010年万能川柳の殿堂入り。2013年3月入選1000句達成。

抜群のユーモアセンスに加え、「笑いと泣き」「軽みと深遠」をあわせもつ作風は、川柳の枠を超えて大勢のファンをもち、「(水野タケシの)思索の自由と視点の無尽が、万能川柳の世界を豊かにし、多くの仲間を育ててくれた」と仲畑貴志も高く評価している(「水野タケシ三〇〇選」参照)。[要出典] 1996年から「仲畑流万能川柳ファンブック(会報)」の編集長。1996年から「実践!万能川柳講座」(毎日文化センター)講師もつとめ、後進の指導にもあたっている。また、「タウンニュース」さがみはら南区版において「タケシの万能川柳」の選者、「エフエムさがみ」の「ラジオ万能川柳」のパーソナリティーをつとめる。

よく知られている句に「前向きな訳は後ろががけだから」「哀れなり上手に薬のむ幼児」(以上、万能川柳)、「むせるほどカルピスが濃いお金持ち」(ビッグコミック川柳虎の皮)、「肩書に自己弁護士をつけくわえ」(TBSラジオ荒川強啓 デイ・キャッチ!勝ち抜き時事川柳』)などがある。

著書[編集]

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