森賀まり
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森賀 まり(もりが まり、1960年6月6日 - )は俳人。夫は俳人の田中裕明。姉は歌人の坂原八津。
経歴
[編集]1983年、「青」入会。1991年、波多野爽波の死去により、同誌終刊。1992年、田中裕明とともに「水無瀬野」を創刊、2000年、「水無瀬野」を母体に「ゆう」を創刊。この間、1994年、「百鳥」入会、翌年、第1回百鳥賞受賞[1]。田中の没後、田中裕明研究と作品を語る雑誌「静かな場所」代表[2]。薬剤師として働きながら三人の娘を育てる。次女の田中あさきは幻想画家。
句集『瞬く』(2009年)で、2010年、第33回俳人協会新人賞[3]を受賞。句集『しみづあたたかをふくむ』で、2023年、第62回俳人協会賞を受賞。
著書
[編集]- 句集『ねむる手』 ふらんす堂、1998年 ISBN 9784894021785
- 『癒しの一句』(田中裕明との共著) ふらんす堂〈俳句入門シリーズ〉、2000年 ISBN 9784894023826
- 句集『瞬く』 ふらんす堂〈ふらんす堂精鋭俳句叢書〉、2009年 ISBN 9784781401942
- 句集『しみづあたたかをふくむ』 ふらんす堂、2022年 ISBN 9784781413976