来迎寺 (富山市梅沢町見付)
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来迎寺 | |
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所在地 | 富山県富山市 |
山号 | 光明山 |
宗旨 | 浄土宗 |
法人番号 | 1230005001390 |
来迎寺(らいこうじ)は、富山県富山市梅沢町3丁目にある浄土宗の寺院。本尊は大日如来(観世音菩薩)・釈迦如来(阿弥陀如来)。山号は光明山(こうみょうさん)。梅沢町には同名の来迎寺が2つあり、当寺を「見付来迎寺」、もう1つを「布市来迎寺」と呼んで区別している[1]。
歴史
[編集]『越中宝鑑』によれば、大宝2年(702年)佐伯有頼(出家して慈與)が立山の麓に五智山円福寺を創建し、これが来迎寺の前身であるという。
『婦負郡志』によると、久寿2年(1155年)円福寺僧林海が立山権現(本地仏は阿弥陀如来)のお告げによって萩島(現在の富山市婦中町萩島)に寺院を新たに建立。建久8年(1197年)法然に師事し、光明坊の名を賜った林海が浄土宗に改宗し、円福寺も寺号を来迎寺へと改めた。文亀2年(1502年) 萩島より古寺町(現富山市蛯町、白銀町、常盤町)に移転し、寛文元年(1661年)富山藩の命令で梅沢町(現在地)に移転した。なお、『蓮門精舎旧詞』は、当寺の前身を真言宗円福寺、開山を林海としている。[2]
文化財
[編集]- 木造阿弥陀如来立像 - 県指定文化財
- 騎獅文殊菩薩画像 - 県指定文化財
脚注
[編集]- ^ 「商工とやま」平成15年2・3月号(2012年2月26日閲覧)
- ^ 本節の記述は『日本歴史地名大系 富山県の地名』の「来迎寺」「古寺町」「萩島村」の各項による。
参考文献
[編集]- 『日本歴史地名大系 富山県の地名』、平凡社、1994