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日本語検定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本語検定
英名 The Japanese Language Examination
略称 日語検
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 語学
試験形式 筆記
認定団体 日本語検定委員会
後援 文部科学省
読売新聞社
認定開始年月日 2007年(平成19年)
等級・称号 1級 - 7級
公式サイト https://www.nihongokentei.jp/
ウィキプロジェクト ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル ウィキポータル 資格
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日本語検定(にほんごけんてい)は、知識と運用能力を測定する日本語語学検定である。特定非営利活動法人日本語検定委員会主催・文部科学省後援[注釈 1]

2007年から、概ね6月11月の年2回実施されており、[1]受検者数は年間およそ10万人。同種の検定では、受検者数は最大規模である。

主に日本語を母語とする者を対象としており、母語としない者を対象とする日本語能力試験とは異なる。[1]

概要

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特長

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  • 日本語の総合力を測定する。
    漢字や語彙など特定の領域に限定せず、日本語の総合的な運用能力を測る。そのため、6つの領域から幅広く出題している。
    【1.敬語 2.文法(言葉のきまり) 3.語彙 4.言葉の意味 5.表記 6.漢字】
  • 生活場面を想定した問題で、実感をもって取り組むことができる。
    小学生から大人までを対象とする日本語検定では、各級受検者の世代や社会的な役割を想定し、出題内容をそれぞれの生活場面に合わせている。
  • 得意な領域・不得意な領域がわかり、自分の日本語を見直すきっかけになる。
    受検者一人ひとりに作成される個人カルテ(成績表)には、小問ごとの正誤のほか、領域別得点率なども記される。これによって、自分の得意な領域やのばす必要のある領域がわかり、自分自身の日本語を見直すことができる。

受検級

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1級を受検するためには2級の認定が必要であったが、2013年8月にその条件が撤廃された。受検時間が異なる級であれば併願受検も可能。[5]

受検級の目安
各級のレベル 受検の目安 検定時間 受検料
1級 社会人上級レベル 社会人・大学生 60分 6,800円
2級 大学卒業~社会人中級レベル 社会人・大学生・高校生 60分 5,800円
3級 高校卒業~社会人基礎レベル 社会人・大学生・高校生・中学生 60分 4,300円
4級 中学校卒業レベル 大学生・高校生・中学生 50分 3,000円
5級 小学校卒業レベル 中学生・小学校高学年・小学校中学年 50分 2,300円
6級 小学校4年生レベル 小学生 50分 2,200円
7級 小学校2年生レベル 小学校中学年・小学校低学年 50分 2,200円

認定の基準

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得点率に応じて、各級2種類の認定がある。但し、6領域をバランスよく得点することが必要で、得点率が一定の基準に満たない領域がある場合には認定されない(7級を除く)。[5]

総合得点率 領域別得点率 認定
1級 80%程度以上 50%以上 1級
70%程度以上 準1級
2級 75%程度以上 2級
65%程度以上 準2級
3級 70%程度以上 3級
60%程度以上 準3級
4級 70%程度以上 4級
60%程度以上 準4級
5級 70%程度以上 5級
60%程度以上 準5級
6級 70%程度以上 6級
60%程度以上 準6級
7級 70%程度以上 領域なし 7級
60%程度以上 準7級

日本語検定を題材にした作品

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2011年7月より

出典

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  1. ^ a b ユーキャンの日本語検定資格取得講座|試験ガイド”. www.u-can.co.jp. 2023年12月13日閲覧。
  2. ^ 検定を受けるメリット | 日本語検定-ビジネス,就活,学力アップ。日本語力を高める検定。”. 日本語検定. 2023年12月13日閲覧。
  3. ^ 文部科学省が後援している検定試験で学びたい!:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2023年12月13日閲覧。
  4. ^ 後援・協賛 | 日本語検定-ビジネス,就活,学力アップ。日本語力を高める検定。”. 日本語検定. 2023年12月13日閲覧。
  5. ^ a b 受検概要・申込 | 日本語検定-ビジネス,就活,学力アップ。日本語力を高める検定。”. 日本語検定. 2023年12月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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