放射能X
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放射能X | |
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Them! | |
監督 | ゴードン・ダグラス |
脚本 |
テッド・シャードマン ラッセル・ヒューズ |
原案 | ジョージ・イェーツ |
製作 | デヴィッド・ウェイスバート |
出演者 |
ジェームズ・ホイットモア エドマンド・グウェン ジェームズ・アーネス |
音楽 | ブロニスラウ・ケイパー |
撮影 | シド・ヒコックス |
編集 | トーマス・ライリー |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1954年6月19日 1954年8月10日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『放射能X』(ほうしゃのうエックス、原題:Them!)は、1954年公開の映画。ゴードン・ダグラス監督、ワーナー・ブラザース製作。1950年代に人気を集めた「放射能の影響で巨大化した怪物」を扱った映画の1つであり[1]、第27回アカデミー賞の特殊効果賞にノミネートされた[2]。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ニューメキシコの町で惨殺事件や失踪が発生。それは放射線による突然変異で誕生した巨大アリの仕業だった。
巨大アリ
[編集]キャンピノータス・ヴィキーナスと呼ばれるアリが放射線の影響で突然変異し、2.7メートル以上に巨大化した怪物。日中は地下の巣穴に潜む夜行性であり、仲間とは甲高い摩擦音を立てて交信する。性格は極めて凶暴であり、人間も餌食とするほか、砂糖を好む。多くのアリ同様、雄アリと生まれたばかりの女王アリは翅で飛翔し、生息域を広げる。幼虫や蛹の時期は無く、卵から成虫が孵化する。
外皮は拳銃弾程度なら弾き返すが、サブマシンガンでは致命傷となり得る。強力な武器となる大顎はもとより、腹部先端の毒針も強力であり、これを人体に突き刺して蟻酸を注入して毒殺する。
弱点は触角であり、拳銃弾が通じるほど脆く、損失すると動きが鈍る。また、炎に弱い。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替(初回放送1972年7月28日『ゴールデン洋画劇場』)
- ベン・ピーターソン:ジェームズ・ホイットモア(内海賢二)
- ハロルド・メドフォード:エドマンド・グウェン(松村彦次郎)
- パット・メドフォード:ジョーン・ウェルドン(山崎左度子)
- ロバート・グラハム:ジェームズ・アーネス(羽佐間道夫)
- オブライエン:オンスロー・スティーブンス(大木民夫)
- 通信室の陸軍軍曹:レナード・ニモイ
スタッフ
[編集]- 製作 - デヴィッド・ウェイスバート
- 監督 - ゴードン・ダグラス
- 脚本 - テッド・シャードマン、ラッセル・ヒューズ
- 原案 - ジョージ・イェーツ
- 撮影 - シド・ヒコックス
- 編集 - トーマス・ライリー
- 音楽 - ブロニスラウ・ケイパー
- 特撮 - ラルフ・エヤーズ
脚注
[編集]- ^ McCrillis, Neal.R. (2002). “Atomic Anxiety in Cold War Britain: Science, Sin, and Uncertainty in Nuclear Monster Films”. In Aichele, George; Walsh, Richard. Screening Scripture: Intertextual Connections Between Scripture and Film. Trinity Press International. p. 47
- ^ The 27th Academy Awards, 1955