手児奈霊神堂
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手児奈霊神堂 | |
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所在地 | 千葉県市川市真間4-5-21 |
位置 | 北緯35度44分18.1秒 東経139度54分33.3秒 / 北緯35.738361度 東経139.909250度座標: 北緯35度44分18.1秒 東経139度54分33.3秒 / 北緯35.738361度 東経139.909250度 |
宗旨 | 日蓮宗 |
創建年 | 737年 |
別称 | 手児奈霊堂 |
公式サイト | 手児奈霊堂公式サイト |
手児奈霊神堂(てこなれいじんどう)は、千葉県市川市真間に所在する、伝説上の女性手児奈を祀る霊堂である。手児奈霊堂とも称される。
縁起
[編集]太古の昔[2]、真間の井(亀井院)に水を汲みに行く一人の女性がいた。名前は手児奈。身なりはそまつだったが、とても美しいと評された。多くの男性から結婚を求められたが、「私の心はいくつでも分けることはできます。でも、私の体は一つしかありません。もし、私が誰かのお嫁さんになれば、ほかの人を不幸にしてしまいます。」となやみ、海に行く(当時は真間山の下は海だった)。そのころ、日没になろうとしていた。「そうだ、あの太陽のように。」と思って海に身投げしてしまった。これを悲しんだ人たちは、手児奈霊神堂を建てて祀った。
文化財
[編集]所在地
[編集]- 千葉県市川市真間4-5-21
和歌
[編集]- 古に 在りけむ人の しつはたの 帯解き交へて 伏屋立て 妻問しけむ 葛飾の 真間の手兒名が 奥津城を こことは聞けど 真木の葉や 茂くあるらむ 松が根や 遠く久しき 言のみも 名のみも吾は 忘らえなくに (万葉集 巻の四・431) 山部赤人
- 葛飾の 真間の井見れば 立ち平し 水汲ましけむ 手児奈し思ほふ(万葉集 巻の九・1808)高橋虫麻呂
- {訳}葛飾の真間の井を見れば、水を汲む手児奈を思い出す。