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宍戸ヒルズカントリークラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宍戸ヒルズカントリークラブ
Shishido Country Club
宍戸ヒルズカントリークラブ
宍戸ヒルズカントリークラブの空中写真。
2019年11月6日撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
茨城県笠間市南小泉1340番地
座標: 北緯36度19分31.74秒 東経140度16分47.51秒 / 北緯36.3254833度 東経140.2798639度 / 36.3254833; 140.2798639
概要
開業 1974年(昭和49年)10月10日
運営 メンバーシップコース
設計 発知 朗
運営者 株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部
トーナメント ・2003年-2019年
第4回-第20回 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ
・2021年
第21回 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ
コース
東コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 549 1 4 391
2 3 170 2 3 174
3 4 381 3 4 388
4 3 161 4 4 410
5 4 334 5 5 475
6 4 420 6 4 369
7 5 470 7 3 185
8 4 385 8 5 511
9 4 386 9 4 364
36 3256 36 3267
西コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 398 10 5 515
2 5 519 11 4 407
3 3 192 12 4 408
4 4 415 13 3 162
5 4 390 14 4 460
6 5 588 15 5 638
7 3 231 16 3 190
8 4 456 17 4 481
9 4 508 18 4 467
36 3697 36 3728

その他
公式サイト hillsgolf.jp/shishido/
テンプレートを表示

宍戸ヒルズカントリークラブ(ししどヒルズカントリークラブ)は、茨城県笠間市南小泉に広がるゴルフ場である。

概要

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茨城県西茨城郡友部町の原田喜男は、企業としてのゴルフ場の誘致の目標があった[1]。原田は、ゴルフ場建設の推進役を「武蔵カントリークラブ」の山崎亥年生に依頼した[1]。山崎は、ゴルフ場設計家・井上誠一にゴルフ場用地の現地診断を依頼し評価を貰った[1]1972年昭和47年)6月、用地買収に着手し、新たなゴルフ場の建設に向け経営母体「株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部」を設立した[1]

建設用地は、阿武隈山系の南端、八溝山系の麓にあり、土質も良く、樹林の様相も良かった[1]。コース設計は、井上誠一の弟子の発知朗に依頼した[1]1973年(昭和48年)10月、東コース18ホールが着工された[1]1974年(昭和49年)10月10日、東コース18ホールが完成、開場された[1]1976年(昭和51年)10月9日、西コース9ホールが完成し、27ホール規模となる[1]1991年平成3年)10月、西コース9ホールが増設され、36ホール規模のゴルフ場となる[1]

その後、2000年(平成12年)3月14日、経営内紛が起こり[2]、会員と会社の双方が会社更生法の適用を申請した[2]2001年(平成13年)7月31日、森ビルをスポンサーとする、会員全員に追加負担金無しプレー権と会員譲渡を可能とする更正計画案を提出[2]2001年(平成13年)12月6日、更正計画案が成立[2]、「森ビルグループ」傘下による経営が決定[2]、運営は「株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部」が行っている[2]。それに伴い、株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部は、クラブ名を森ビルのアークヒルズにちなみ、宍戸ゴルフクラブ宍戸コースを「宍戸ヒルズカントリークラブ」に、宍戸ゴルフクラブ静コースを「静ヒルズカントリークラブ」に名称変更した[2]

日本のプロゴルフメジャー大会の1つ、日本ゴルフツアー機構が主催する競技でもあり、日本選手権大会に相当する、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」 などの大会開催の実績がある。

所在地

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〒309-1725 茨城県笠間市南小泉1340番地

コース情報

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  • 開場日 - 1974年10月10日
  • 設計者 - 発知 朗
  • 面積 - 2,180,000m2(約65.9万坪)
  • コースタイプ - 林間コース
  • コース - 36ホールズ、パー144、14,159ヤード、コースレート 東コース73.2、西コース76.0
  • グリーン - 2グリーン、ベント・コーライ
  • フェアウエイ - コーライ
  • ラフ - ノシバ
  • ハザード - バンカーの141、池が絡むホール16
  • プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)、自走式、全組キャディ付き 
  • 練習場 - 28打席 250ヤード
  • 休場日 - 1月1日[3][4]

クラブ情報

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  • ハウス面積 - 3,600m2(1,089坪)
  • ハウス設計 - 株式会社奥野建築設計事務所・株式会社妹尾正治建築設計事務所
  • ハウス施工 - 株式会社熊谷組・不二建設株式会社[3][4]

ギャラリー

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交通アクセス

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鉄道

道路

メジャー選手権

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エピソード

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  • 地名の宍戸は、宍戸荘が開かれて、やがえ土着した宍戸氏の勢力範囲となってからである。江戸時代は、水戸徳川藩連枝の領地として明治時代まで続いた[7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「宍戸ヒルズカントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月24日閲覧
  2. ^ a b c d e f g 「株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部(茨城県)・森ビル株式会社と会員を株主とした再出発を図る」、椿ゴルフ、2020年10月16日閲覧
  3. ^ a b 「宍戸ヒルズカントリークラブ」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年10月16日閲覧
  4. ^ a b 「宍戸ヒルズカントリークラブ」、ゴルフホトライン、2020年10月16日閲覧
  5. ^ 「宍戸ヒルズカントリークラブ」、アクセス、2020年10月16日閲覧
  6. ^ 「日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ、2021年8月13日閲覧
  7. ^ 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「宍戸ヒルズカントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月24日閲覧

関連文献

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  • 『善九郎古墳群』、「「宍戸ヒルズカントリークラブ道路工事」に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書」、大成エンジニアリング株式会社編、東京 宍戸国際ゴルフ倶楽部、2004年5月、2020年10月16日閲覧
  • 『ゴルフ場ガイド 東版』2006-2007、「宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年10月16日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「宍戸ヒルズカントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年10月16日閲覧

関連項目

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外部リンク

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