安藤正敏
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安藤 正敏(あんどう まさとし、1937年10月8日 - )はJRA・栗東トレーニングセンターに所属していた元騎手、元調教師。愛知県出身(出生は岐阜県)。
来歴
[編集]- 1954年4月、京都・上田武司厩舎で騎手見習となる。
- 1959年、同厩舎より騎手デビューを果たす。
- 1965年、京都(後に栗東)・上田三千夫厩舎所属となる。
- 1978年、調教師免許を取得し騎手を引退。騎手成績は2473戦272勝。
- 1979年、厩舎開業。初出走は3月4日でインタームサシの9着。初勝利は6月9日、バンシュウナダが延べ21頭目で勝利。
- 1982年、第30回中京記念をクニノカチドキが制し重賞初勝利。
- 2007年5月9日、勇退届を提出し7月20日をもって勇退することを表明した。
主な騎乗馬
[編集]主な管理馬
[編集]その他
[編集]主な厩舎所属者
[編集]※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。
- 岡潤一郎(1988年-1993年 騎手)
- 安藤清治(1992年-2007年 調教助手)
- 山田泰誠(1995年-1997年 騎手)
- 川島信二(2001年-2007年 騎手)
- 山本芳春厩務員(2005年度優秀厩務員賞受賞)
エピソード
[編集]1992年に安藤は脳梗塞で倒れたが、懸命なリハビリによって、翌1993年に現場へ復帰した。しかし、復帰して間もなく、所属していた岡潤一郎の落馬事故が起き、のち岡は死亡したため相当なショックを受けたという。その後、2001年に自らの厩舎に所属した川島信二に、「彼のような騎手になれ」と岡潤一郎の形見のムチを託した逸話がある。