妻駅

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妻駅
つま
Tsuma
黒生野 (3.5 km)
(3.2 km) 穂北
地図
所在地 宮崎県西都市大字妻
北緯32度6分20.6秒 東経131度24分20秒 / 北緯32.105722度 東経131.40556度 / 32.105722; 131.40556座標: 北緯32度6分20.6秒 東経131度24分20秒 / 北緯32.105722度 東経131.40556度 / 32.105722; 131.40556
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 妻線
キロ程 13.5 km(佐土原起点)
電報略号 ツマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1914年大正3年)4月26日[1]
廃止年月日 1984年昭和59年)12月1日[1]
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妻駅(つまえき)は、かつて宮崎県西都市大字妻に存在した、日本国有鉄道(国鉄)妻線廃駅)である。

1984年昭和59年)12月1日、妻線の廃止に伴い廃駅となった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅廃止時は、島式ホーム1面の片側のみを使用する1線を有する委託駅であったが、列車行き違い設備は温存されていた。

駅周辺[編集]

西都市の中心市街地。駅に隣接して国鉄バス妻自動車営業所があり、日肥線湯前線湯前駅までを結んでいた。

その他[編集]

「妻の入場券」という歌があったほどで入場券が人気があり、鉄道ファンの間でも有名であった。この入場券の知名度を上げるきっかけとなったのが、歌手の山口百恵であった。1980年(昭和55年)に宮崎県の山口百恵ファンが、妻駅の入場券をプレゼントしたことを、人気テレビ番組の『ザ・ベストテン』で取り上げたことがきっかけで、爆発的人気を博し、一年間で約10万枚も売り上げた。これは当時の妻駅での、入場券売り上げ20年間分に相当するものであった。

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
妻線
黒生野駅 - 妻駅 - 穂北駅

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「国鉄全線全駅10 九州720駅」によれば11月11日

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、773頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「運輸通信省告示」『官報』1944年11月21日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 「運輸省告示」『官報』1947年3月18日(国立国会図書館デジタル化資料)

関連項目[編集]